そして 奈良 中宮寺にある半跏思惟像も有名です。
この像は、飛鳥時代の最高傑作のひとつとされ、エジプトのスフィンクス、レオナルド・ダ・ヴィンチ作のモナリザと並んで「世界の三つの微笑像」とも呼ばれています。
そして、大阪府河内長野市にある高野山真言宗の観心寺。こちらのご本尊も如意輪観音です。
秘仏とされ、年に2日しか見れず、昔は33年に1度しかご開帳されませんでした😱
次は、弥勒を地図で調べてみました。
愛知と静岡に弥勒山があり、千葉県の佐倉市には、弥勒町がありました。
佐倉市は大変興味深くて、弥勒町の周辺には野狐台町、大蛇町、旧 堀田邸のさくら庭園があり、この庭園は 国の重要文化財になっています。
佐倉市の木は桜で、市章も桜ですから、佐倉市は桜と関係が深いのでしょう。
弥勒と 弥勒町、さくらと佐倉です🌸
アレッ?さくら?と連想したい所ですが、ひとまずここまでにしておきます😙
🇨🇳こんな話もありました
今から1000年以上前、中国のある所に和尚さんがいました。
この和尚さんは背が低く デブだったので、いつしか 布袋 先生と呼ばれるようになりました。
その和尚さんが遺言で
「弥勒様は、百千億にも 姿を変え 、時々 世に現れなさるが 、誰もそれに気づかんのさ」
こんな言葉を残したばかりに、その先生が 弥勒の生まれ変わりということになってしまいました💦
そんなこんなで 、中国で弥勒像といえば布袋様も入るそうです。
🦥教えて 弥勒信仰!
話を戻します。
中国では、弥勒が現れる時の世界の破局が予言されています。
一部を書きます。
その時 世界は混乱に陥る。
飢饉が発生し、 疫病が襲うだろう。
戦乱が勃発し、 季節外れに嵐が起こる。
人々は教えを聞こうともしない。
たとえ 聞いても、誰も実行しない。
教えの中にあるという徳は実現されない。
教えを説く者たちに対して不信の念を抱いていた人は、とうとう 教え そのものにさえ 不信の念をいだくようになる。
教えは何の権限もないと思うようになるだろう。
次は ラストを書きます。
知恵の光である 弥勒 は、 人々に教えを説き、あまたの人々が真理に目覚めようと 志した。
弥勒は語った。
「のぼる太陽のように、あなた方は光り輝く。あなた方の体はダイヤモンドになった。あなた方はあらゆる苦しみから解放されるのだ」と。
世界を覆っている無知という闇が真理に目覚めた 弥勒の出現によって輝かしい光に変わる。
心理に目覚めた人々もまた太陽のように光り輝くのである。
世の終わりの部分が、聖書に似てませんか?
聖書では 世の終わりに、反キリストと言われる 666の数字を持つ獣が登場します。3つの6です。
アジアでは、世を救うとされるのは ミロク(弥勒)です。
言葉は似ているのに、意味が全く反対です🤯
そういえば、 聖書で蛇は悪魔の化身です。
アジアでは、蛇や龍は神とされています🐍
これも逆です。
一体どういうことなのでしょう…
誰か、教えてくれませんか…
参考資料
弥勒信仰のアジア 著 菊地章太