「戦って、強い女になるの!」つって、空手に入会したのが一昨年の12月。

以来、昇級試験・交流試合なんかをこなし、1年経ったころ(去年の11月あたり?)、
なんとかいう試合があったので参加させた。

9級になり、オレンジ帯で、始めた当初より幾分さまになっているように見えるから
親の目は得に出来ている。

そういえばこの前の試合、トーナメントで負けて泣いてたっけなあ、なんて感傷に
浸る間もなく第一回戦。相手は6級だか7級の格上だ(つっても子供なのでそんなに
大差なかったりする)。

娘の得意技は冗談いや上段回し蹴りだ。きれいにヒットすれば一本という、分かりやすい
ルールのもと、長身と柔軟な体から(単に足が上がるだけ?)繰り出した蹴りで
一本とった!

その後から少し異変が。「殴られるの怖いなー」あれ?勝ったのに弱気になっている。

2回戦。さーがんばれ!じいさんばあさんも見に来ているゾ!「始め!」

…やる気のなさが見え見え。ボコられて、反撃もせず負けて、泣いちまってやんの。
「あんな負け方したら、一回戦の子に申し訳ないだろう!」と叱るも、娘の内面的な
部分はわからないので、あまり叱らないことに。

後で聞いたら「練習好きだけど、スパー嫌い。痛いから」
んー。それもまた真理。でもなあ。つよくなりゃ痛いのも減るんじゃないスか?

というわけで、現在休会中。

そういえばこの子、この試合の前の試合のとき、「勝ったらローラーシューズね!」
の約定のうえで勝利したんだっけ。モノを引き換えにやる気を促すのはやめよう!
と思って今回はフリープランで臨ませたのが敗因か。
でもやっぱりモノでつる導きには、本質的な意欲までは導き出せない、ということが
分かったような気がしたよ…

ていうか、モノでつられんなよ…_| ̄|○