いま電話が来た。

高校からの同級生S。彼の奥さんのほうが付き合いは古く、小学1年生からの同級生だ。
二人が結婚するって聞いて、びっくりしたもんだった。
幼稚園時代からの友達、Hを介して親密になれた人だ。
彼の調整上手には感服する。飲み会の幹事にとどまらず、率先してみんなを集める。
そして人をいやな気分にさせないし、出張なんかで近くに来ると連絡をくれる、
ほんとにありがたい存在だ。
「今みんなで飲んでるよ。これる?」っていわれて、自分の都合が悪いことがたまたま多くて
断ったりしても、こうして誘ってくれる。
「じゃ、Hに替わるよ」

「あれいまどこ?」聞きなれた声でHが出る。このブログを知人でいて初めて読んでくれたのも
この人だ。
彼は自分から見ると、「正しい人」。教職についているが、自分は教師という職業が実は
苦手だったりする。でもこの人なら、例えば自分の娘を託しても(っつっても嫁にとか、
そうゆうんじゃないよ)いい!って思えるほどの人(多分)。
彼が誰かと喧嘩したりすると、理由もなく「それは相手が絶対悪い」という前提になる人(多分)。
面倒見がよく(多分)、信望厚く(多分)、努力家で(多分)、他人に優しい(多分)。
あまり褒めると、読者らしいし、調子こくからこのへんにしとく。
「Iに替わるよ。エッ替わりたくないってか?」と大きい声で言ってから、Iが出る。
お約束です。

彼を認識したのは小2から。最初はとっつきにくかったような、今となってはどうでも
いいんだけど。大学も一緒だった。
「なんだ来れねえのか」
ぶっきらぼうだ。もともと人とあまりつるまない(気がする)。格闘技が強い(気がする)。
飲むと説教くさくなるって、高校バンド時代のギターのMが言ってた(気がする)。
Mがプロになってから、札幌の結婚式でIとあった時、「M、おめぇは家庭をとるのか?
夢をとるのか?俺は家庭が大事だ!って思う!」ってひとしきり説教くらった後に、
「でも夢は大事だ!がんばれ!」って
おめぇどっちだよ!ていわれてた(気がする)人だ。

最後にSの奥さん、N(旧姓)が出る。みんな夫婦仲がいいなあ。
「yrrah、どこにいるの~、奥さんと来なさいよ~」って、三沢までタクシーで来いってか!
家内いわく「頼もしいお姉さん」的な存在だ。たぶん、家内が俺のことをこの人に愚痴ったとすると
30年の付き合いを超えて、家内の味方に回りそうな人(おそらく)。叱られそうな。
そういえばこの人、30年たっても印象が全然変わらない。声とかも。

まだまだいっぱいいる友達。今日の電話で、「友達」という自分の立場に安心して、
明日からまた仕事がんばろうって思ったりできるから、やっぱりすごいね!
感謝して、次は絶対飲みに参加しよう!(あっ、前回もそう思った…)