姿勢とは「姿」に「勢い」と書きます。


良い姿勢とは見た目が美しく、力強いのが本来の姿勢。

傲慢になれば踵に重心がいきふんぞる姿勢になります。


せかせかして前ばかりに行きたがる人や落ち込んだ時は爪先重心になり猫背になります。






良い姿勢のお手本はやはり武士でしょうか。



しかし武士は腰よりも肚を重視してました。



肚と言うのは丹田を鍛錬などで開発しなければ肚が出来ません。




でも江戸時代の人は武士だけでなく町人も姿勢が良かったです。


これは着物の帯びを締める事により仙骨がしまり身体がぶれなくなり力が身体の中心にあつまるからのも姿勢が良い理由の一つ。






後、お手本になるのが飛脚です。






飛脚とぶつかれば相当な大怪我をしたそうです。


それは肚などから出来る姿勢ではなく腰が良かったみたいです。






おそらく、腰痛3番あたりが良く機能したのだと思われます。



まさに腰にタービンでも入っているくらいの馬力があったのでしょう。



腰痛3番を意識すればそれだけで歩きに勢いが出てきます。




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だいたい、ウエイトの窪んだあたりから水平に背中に持って行けば3番です。

ヘソの真裏といった方が分かりやすいですね。



又、2番と3番の間に中国拳法や気功で重視するツボ「命門」があります。

特に太極拳では重要視している所です。

ここの開きが悪いと動きも悪い見たいです。



命門は命のエネルギーが出入りする重要なツボ。



おそらその辺りも開発されていたのだと思います。


腰痛2番3番が固かったり背骨から曲がっていたりすると頑張っているのにものごとが空回りしたりうまく行かなかったりします。


それはエネルギーの循環の出入りする場所が開いていないのでうまく機能しないのです。


腎臓が悪い人、腰痛持ちの人はこの辺りが固いです。


ここは自分の手が届きますのでマッサージすれば良くなりますのでセルフマッサージ出来ます。


マッサージでなくても摩るだけでも効果あります。






話が飛びましたがおそらく昔の飛脚は命門が良く開いていて良く機能していたのでしょう。




まさに腰にタービンを入れたパワフルな腰だったのでしょう。