「自分を省みるよすが」

この、美しい日本語を知ったきっかけは今の上皇后陛下だ。バッシングを苦に失語症を発症した際、異例の声明を発表なさった。その声明の一文だ。


どんな批判も内省に繋がけていくという宣言は、子ども心に嬉しかった。

「〇〇ちゃんの問題でしょ。なんで泣くの?」「君は君のことだけ考えなさい」と、よく叱られていたから。

周囲の大人は「私」を「他者」から分離させ、細く、細かく定義づけようと懸命で、そのたびに私は意味がわからなくて、ただただ悲しかった。




冒頭の一節は、バッシングに抗議するための前振りでしかない。

でも私はこの一節から「繋がりのなかでの内省」が世に認められた気がして、とても嬉しかった。


内省。

内省には、鏡の法則、ワンネスの概念、カルマの解消と、魂が進化するうえで不可欠な概念や課題が複雑に織り交ぜられている。


内省自体が「祈り」だと思う。

一人で内に向かう行為に見えて、実はとんでもないスケールで、度し難いものを動かしている。超意識にアクセスして、諸霊ひいては地球と鼓動を合わせ、変容しようとしているのだから。