こんにちは。
星と宇宙の深淵ナビゲーター
ゆりかです🧙♀️
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【目次】
*秋分とは?
*2022年秋分のテーマ
*地球・水星・木星の会合
秋分とは?
2022年秋分のテーマ
今回も秋分図に色々書き込んだものを元に話を進めていきます。なるべく文章だけで伝わるように書いていますが、星読みに興味がある方はこちらの図を参考にしながらご覧になってみてください。
まずはいつも通り、AC(テーマ)・太陽(行動)・月(気持ち)・MC(到達点)の基本的な情報から。
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AC(テーマ) :蠍座25度(サビアン26度)
「キャンプを作っているインディアンたち」
→環境・物事の本質を見極める
→自然のリズムに乗る
→自立と協調
太陽(行動) :天秤座0度(サビアン1度)
「突き通す針で完璧にされた蝶」
→他の人に自分をさらけ出す
→”私はこういう人です”と表現する
【10ハウスに位置→自分のライフワークに携わることや人々と足並みを揃えること、自分の役割に積極的に向き合うことにスポット】
月(気持ち):獅子座26度(サビアン27度)
「夜明け」
→皆が喜ぶ世界を創りあげる
→未来の希望
→光(陽=外)と闇(陰=内)の交錯
【9ハウスに位置→自分の考えをシェアすることや精神的な成長を得ることに心が動く】
MC(到達点):乙女座5度(サビアン6度)
「メリーゴーランド」
→今という日常生活を楽しむ
→限られた場所で創造性を発揮する
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今回の秋分で非常におもしろいのは、太陽や月など私たちに直接的に影響しやすい天体(地球より内側の天体)は9ハウスと10ハウスに位置して、人生や社会全体を見通す、いわゆる”意識高い系”であるのに対して、AC(テーマ)とMC(到達点)は日常的で、身近な土台や大地に根差す方向を向いているということ。
また、木星以降の天体はすべて2ハウス~6ハウスに位置しており、やはり個人の意向や土台を充実させることに意識が向いています。
木星以降の天体はエネルギーが強く、環境に大きな影響を及ぼすので、経済的なことや健康など、日常生活全般に揺さぶりをかける。だからこそ、私たちはより人生に対して意識の高さや向上心を持たざるを得ない、とも言えるのかもしれません。
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今回の秋分シーズンにおいて、最も大切なことは「調和」と「共鳴」です。私たちの意識は社会や人生全般へ向かい、春分以降向き合って磨き続けてきた、自分の価値観や感性、あるいは能力スキルを表舞台の光に当てることになります
また、天秤座の支配星は金星(=調和・環・価値観)で、こちらの10ハウスにいることも大きいです。
乙女座から天秤座の移行を季節になぞらえるなら、春から夏にかけて、せっせと育てて来た作物が、秋になるとついに美味しそうな実(=魅力)をつけて収穫する。それを他の人にも「うちで採れた果物、おいしいですよ!どうぞ♪」とお裾分け(=シェア)すること。
そのお裾分け(=シェア)をきっかけに、より深い絆を結ぶのが蠍座シーズンなら、おいしい採れたて果実をアピールするのが天秤座シーズン。
「ここに私がこだわった良いモノあります」とまずはアピールすること。ただし、それを受けた人の反応はさまざま。「おいしい!」って言ってくれる人もいれば、「えー私はこういう味好きじゃない」と言う人もいるかもしれません。
今回の秋分シーズンは意識は非常に高く、自分の魅力や理想を旗印にして開かれていますが、すべての人に好かれよう、分かってもらおうとは思っておらず、「この人なら」と感じる人との関係性を大切に築こうとします。
そういう意味での「調和」と「共鳴」ですし、表面的な意見の相違に惑わされない、より本質的な部分でのわかち合いを見抜くのもポイントです。(つまりは、反対意見や批判からも、インスパイアを得ようとする姿勢も大切ということです)
『意識は高く広く、関わる環境や人は深く狭く』
これが今年の秋分における大きなポイントとなるでしょう。
さてでは、どのようにしたら相手の本質的な部分を見抜くことができるのか??について、もう少しお話ししたいと思います。
これは言葉にすると何でもないことなのですが、『心と体の状態を整える』に尽きます。正直な話、ここさえ気をつけていたら、後はあなたのわき上がる感覚のままに身を委ねればOKなんじゃないか?と考えています。
『心と体の状態を整える』とは、まあそのまんまの意味ですが(笑)、
例えば、体をいつもより丁寧にケアする、深い呼吸を意識する、寝る前にはデジタル機器を見ない、ノートに内面をアウトプットする、自然や旬のものに触れるなどです。スピリチュアル的に言うなら、チャクラや周波数を整える感じ。
前述したように、この秋は意識のベクトルが上に向かいやすいので、「今ここ」の感覚がとても大切です。
「今ここ」とは、いわゆる五感を大切にして、頭を考え事でいっぱいにしない時間を作るってことですね。一見すると、自分の魅力や理想とは何の関係もないように思えますが、実はこの「今ここ」の感覚のもっと更に奥にこそ、あなたの感性が眠っています。
その奥底にある感性こそが、あなたの本質的な魅力であり理想(ビジョン)。私はこの奥底の感性のことを『内なる核』と呼んでいます。あなたがこの春夏でたくさん磨いてきた、価値観や感性、能力スキルも、実はこの『内なる核』に基づいて存在しているものなのです。
そして、この『内なる核』こそが、自分にとって必要な環境や人を見抜くアンテナであり、相手との共鳴へと誘う旗印。
つまりは、『心と体の状態を整える』ことはすべてと繋がっているのです。そう考えると、「木星以降のすべての天体が2ハウス~6ハウス=私たちの日常生活全般に影響を与える」というのも納得できるんじゃないかと思います。
表面的には、経済的な、あるいは家庭生活やプライベートにマイナスの影響を与える場合もありますが、それはすべて「あなたの心と体の状態は本当にそれで良いですか?」「普段の生活や仕事の進め方で変えられることはありませんか?」と伝えている、ということでもありますから。
私たちにとって『内なる核』とは、心身が緩んだときに自然とわき上がってくる衝動のようなものかもしれません。そしてそこにあるのは、「コレを表に出したら世の中や周囲から孤立してしまうかもしれない」と怖れがともなう可能性もあるでしょう。
随分昔に手放して、心の奥にしまいこみすぎて、色々な考えで上書きしすぎて、もはや本当に自分の中にあったのか?忘れてしまっていることもあるでしょう。
ですが、その『内なる核』の振動やざわめきを見つけて、何とかほんの少しでも実現へ向けて、日常に取り入れていく。それはとっても怖くて、震えるほど勇気がいるものかもしれません。誰にも話せるものではないのかもしれません。
でも最初は誰かに話さなくても良いのです。
まずは自分が分かってあげれば良いし、『内なる核』=本当の望みにちょっとでも近い形を取れるものを探すだけでも良い。今の世の中、本当に多種多様なやり方やスタイルがありますから、そこは間口を広げてみると良いでしょう。
勇気を出して『内なる核』=本当の望みを表現する姿こそが、人を惹き付ける旗印となり、あなたの日常もより充実したものへと変わっていく。
これによって、秋分シーズンにおける目的を達成し、次の冬至シーズンへ、そして来年以降の風の時代の本格化・加速へと繋がっていきます。
海王星(夢)は金星(感性・喜び)とオポジション(緊張感の伴う表現)を形成し、幼い時からの夢や楽しみを形にするイメージが浮かびます。そして木星(人生観)は太陽(意志)と同じくオポジション(緊張感の伴う表現)を形成して、より現実的かつ具体的な理想を形にしようとするでしょう。今回のチャートにおいて、太陽と金星は連動しているので、金星の夢いっぱいなエネルギーは太陽の行動にも影響を与えます。
また、小惑星セドナは冥王星・金星とそれぞれトライン(調和)を形成しています。セドナが示す"社会性や父性(権威)から断絶したビジョン"は冥王星と金星が示す喜びに対するどん欲さと結びついて発展していきます。深い闇と怖れを抱く小惑星が絡むので、スムーズには行きづらく、それに伴うストレスがあることも予見されます。
地球・水星・木星の会合