すっかりごぶさたしております…!何と前回のブログ更新から約1ヶ月。
先月の水瓶座満月で色々と回路が開いたのか、直感的なものが強くなった分、文章能力が著しく低下してしまったため(笑)、ちょっとお休みをしておりました。
今後取り扱いたいテーマや内容、占星術の技法なども見直してまして、まだ最終回答が出た訳ではないですが、少しずつ形になってきました。
折しも世間は魚座満月。今回はかなり伝えたいことも多く、今後「水瓶座の時代」を生きるうえで、かなり重要なメッセージが含まれているように感じたので、久しぶりに筆を取っています。
今後の更新内容やペースについては、もう少し考えたいですが、それでも良ければ引き続きお付き合いくださいませ^^
こんにちは。
星と宇宙の深淵ナビゲーター
ゆりかです🧙♀️
【整う占星術】をテーマに
あなたの思考と心を整える
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「自分自身を深く知る」
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9月10日(土) 18時59分頃。太陽乙女座/月魚座の位置で満月を迎えました。
満月は太陽と月が真っ直ぐに向かい合い、力が外へ向かって解放されるとき。「物事の集大成」や「今後の見通しを見つける」絶好の機会です。
この時期の満月はハーベストムーン(harvest moon)やコーンムーン(corn moom)と呼ばれ 、満月の象意である「収穫」「見通し」が強調されます。
この時期の満月は、秋分を近くに控えて、ここに至るまでの歩みや内面を深く見つめるときなのです。
そんな今回の満月は、
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AC(テーマ) :牡羊座14度(サビアン15度)
「男と女のそばでとぐろを巻く蛇」
→第一チャクラ・生命力エネルギー
→しがらみと向き合う
→二極性への思い込みを理解する
太陽(行動) :乙女座17度(サビアン18度)
「ウィジャボード(西洋版こっくりさん)」
→無意識のクセを察知する
→直感を信じて行動指針に
→水面下にあるものを見える化
【6ハウスに位置→自分の価値観や才能を生活や仕事において役立てることにスポット】
月(気持ち):魚座17度(サビアン18度)
「巨大なテント」
→内なる生命力の目覚め
→見えないものを見える化する
→限られた人や空間での分かち合い
【12ハウスに位置→内面の壮大なビジョンやイマジネーションに触れることを望む】
MC(到達点):山羊座7度(サビアン8度)
「しあわせそうに歌う家の中の鳥」
→環境に溶け込む
→今の環境に満足を感じる
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↑だけでも今回のテーマが「内面との深い向き合いと解放、そして安定」であることが何となく感じられますよね。(だから”内なる叡知を根付かせる”なのです^^)
乙女座新月のテーマだった『今こそ夢を解放せよ』 が結果として現れるのは半年後の来年3月頃ですが、夢=ビジョンの源泉にたどり着いて認識する。深い浄化と積み重ねた叡知を感じられる満月です。
今までの人生においてしんどい・悲しい気持ちをすべて昇華するような。”浄化総決算キャンペーン”のとき(有り難みも何もない言い方😂)。
積み重ねてきた経験とそれに付随した感情の揺れがあったからこそ、『私のビジョンの輪郭はクリアになったんだ』と気付けるかもしれません。
そしてそれは、1人で感じられるものではなく、過去~現在における人との繋がりに目を向けることで得られる学びです。
”人との繋がり”と一口に言っても、実は色々な関係性があって、本当に心を許しあえるリラックスしたものや、モチベーションを刺激しあうもの、そして厳しい指導や指摘、何かこの考えって嫌だな~↓↓と思うものまで。
相手を好きか嫌いかは関係なく、「本来はすべてがお互いにとって必要だから成り立っている」─ そのことを心から腑に落とすチャンスでもあります。
こちらは、先程のチャートに各天体の気持ちと簡単なアスペクトの解説を書き込んだもの。(一応、各天体の性質もイメージしてセリフにしてる笑)
ここからの解説は、こちらの図もチラチラと参考にしながらご覧になってみてください。
まず、今回の満月は基本的なところ ─ 満月とハウスの組み合わせで解釈すると、ビジョンを分かち合える心の繋がりや思いやり、共鳴があなたを癒し、内なるエネルギーが解放されるでしょう。12ハウスで起きる満月だから、「ただひたすらに自分や相手を受け入れる」こともポイントです。
さらに、この内なるエネルギーや想いを日常的に採用して落とし込むこと。あるいは、あなた自身のユニークな才能として、普段の生活や仕事で、人のために積極的に活かそうと模索することが、新たな可能性や道を開くのです。
《星読み解説》
この辺の解釈は、満月(太陽&月)に天王星とドラゴンヘッド&テイルが影響して、青い長方形=ミスティックレクタングルから来ています。
太陽と月の「自分の内面的・直感的なことを仕事や日常に活かしたい」意図に対して、天王星が環境のより良い変化を促し、自分の独創性や斬新さも発揮するようにエネルギーを送っています。
さらにドラゴンヘッド&テイルが絡むので、人との繋がりによってそれを行うか、自分の過去未来に向き合うことも必要です。
天王星&ドラゴンヘッドは2ハウス、太陽は6ハウスです。さらにMC(到達点)は山羊座なので、最終的な着地点は仕事や社会生活に向かうことがわかります。
つまり、この満月を皮切りに、自分の価値観や才能のあり方は内面的な感覚に基づいたものへ大きくスイッチし始める流れがあるのですね。
このように変化と解放のエネルギーが働く訳ですが、実はこれで終わりではなく、この奥により大きな意図があります。
そしてそれこそが、本当の意味であなたを癒す─ つまり最初に言った、『これまでの人生でしんどかった、悲しかった気持ちをすべて昇華させるような、浄化総決算キャンペーン』ではないかと考えられのです。
あなたが内側に抱く大きな夢や価値観を実現しようとするとき。自分1人の力でできることの限界を感じるかもしれません。
変化と解放を起こすにあたって、それを受け止めて根付かせるための土壌がないと、それはただの空想で終わる可能性もある、ということなのですね。
《星読み解説》
これは天王星と土星のスクエア(葛藤)から読み取れます。土星は今回のMC(到達)の支配星であり、土星は11ハウスにいます。
11ハウスは仲間と1つの理念を目指す、枠にとらわれない自由な活動をする、お互いの個性を受け入れ合う場所です。そこに現実感覚と構築力を持つ土星が入ります。
土星には献身の小惑星ベスタが隣にいるので、自分の理念にエネルギーを注ぎますが、やはり仲間との揺るぎない関係性も大切にします。
天王星は2ハウスにいるので、自分個人の価値観や才能を発揮することにフォーカスしますが、それだけだと限界もあることを土星11ハウスから感じ取っているのです。
つまりここで必要なのが、冒頭に書いた「人との様々な繋がり」です。仲間との協力によって限界を越えられるのはもちろんのこと、自分はどのポイントで変化の風穴を開けると良いか?? ─ そのインスピレーションや具体案ももたらしてくれるでしょう。
とくに「どこにどのように風穴を開ける=ブレイクスルーの必要があるか??」は、過去から現在に至るまで、あなたが感じてきたた人間関係のしがらみや傷によってこそ、色鮮やかに自覚できるものかもしれません。
なぜなら、人間関係のしがらみは、お互いに持ちつ持たれつで成り立っているものだからです。
例えば、目の前の相手という存在があってこそ、あなたは自分の役割を果たし、存在意義や居場所を得ることができます。
さらにここまでの流れを踏まえて、もう少し広い視点で捉えると、相手との関わりによって、あなたは自分の価値観や信念体系を自覚できます。それが好意的な関係であろうとなかろうと、俯瞰的に見ればお互いに何かしらの恩恵を得ているということなのですね。
占星術においては、正反対や異なるモノ同士がぶつかり合うほど変化が起きるとされています。
つまり、あなたが相手・環境との関わりで、違和感や閉塞感、あるいは焦燥感や嫌悪感を感じて傷ついた経験ほど、あなたが大切にしている価値観や信念が浮き彫りにするのです。
そしてそれは、あなたの魂が本来持ち合わせているビジョンやイマジネーションであったかもしれません。そこにつらい経験が加わることで、より磨きがかかり現実味を帯びます。
《星読み解説》
先程の土星&天王星の関係もそうですし、自分&他人もそうですね。この辺はAC(テーマ)のサビアンシンボル(二極性への思い込み、しがらみ)からも読み取れます。
さらに今回は小惑星キロン=過去の経験から来る心理的な思い込みや傷がAC(テーマ)に重なり、私たちの行動に反映されやすい状態。キロンは自分の経験を活かして人を救う意味もあるので、このような解釈ができます。
∞
たとえば私は、「人は本来的に光の方向で上昇し続けている」という生まれついてのビジョンがあります。物心付いたときからこのイメージを持ち合わせており、その価値観に基づいて世界を捉えています。
私の場合はかなり精神的なビジョンだったので、世の中の物質的な価値観との相違にずいぶん悩みもしましたが、だからこそ、「自分に降りかかる息苦しさやしんどさをどうにか昇華できないか??具体的にどんな方法があるのか??」模索する道を選ぶことになりました。
「これはイヤだな」と息苦しさを感じたポイントにこそ、私のビジョンが宿っており、「世間はこう言ってるけど本当にそうかな?もっとどうにかならないかな?」と私にとって”風穴を開けるべきポイント”がわかるのです。
そして、このプロセスを経るとき、あなたの感情は癒されて昇華されます。過去から現在に至る様々な人との関わり ─ 調和からしがらみを振り返ることで精神的な成長と飛躍に繋がるからです。
『私はどんな価値観を持っていて、それに向けてどんな風に試行錯誤して行動を積み重ねてきた??』
それを自覚するとき、あなたの手元にどれだけすばらしい能力や才能が実っているのかを知ることになるでしょう。
それこそがあなたの変化を受けとめる土壌であり、誰かに対して果たせるあなただけの役割 ─ 個性です。
そのオリジナリティ溢れる個性があるからこそ、あなたは人との環を広げることもできる。つまり、より調和的な関係性を築くことができるでしょう。
《星読み解説》
これは太陽(行動・方向性)とドラゴンテイル(過去の人間関係)、そして小惑星キロン(心理的な思い込みや傷)で構成された黄緑色の三角形=ヨッドからの解釈です。
過去の営み(テイル)と自分の行動指針(太陽)を照らし合わせた結果を三角形の頂点であるキロンに投影するイメージ。
ヨッドはハードアスペクトなので、自分なりに答えを見つけるための時間は必要ですが、その分だけスペシャルな知恵を得ることができます。
さて!ここでこれまでの内容をまとめたいと思います。
今回の魚座満月で目指すところは、単に自分を癒すだけでなく、あなたが感じてきた人間関係のしがらみを見つめ、それをプラスに変えようとすること。内側に育まれたパワーを自覚すること。そして、これまで直面した違和感や息苦しさの中に「風穴ポイント」を見つけて展開することにあります。
それによって、ある意味では特権的な「あなただからこそ」の役割を得て、社会的な居場所を獲得できるでしょう。
《星読み解説》
ここには土星と天王星のスクエア(葛藤)が大きく絡んでいます。
自分らしい自由な生き方を求める中で限界を感じてきましたが(土星)、その閉塞感の中にこそブレイクスルーのポイントを見いだし(天王星)、過去の体験や積み重ね(土星)をビジョン(天王星)のために使おうとすることで、人との安定的かつ調和的な関係性を築く(土星11ハウス)。
∞
最後に。今回の魚座満月は同日に水星逆行も迎えています。水星逆行についてはまた書きますが、実は11月8日の牡牛座満月&月蝕に連なる大切な天体イベントです。
さらにこの満月で起きるのは天王星食。なんと月蝕の最中に天王星が月に隠されるのです。天王星食の占星術的解釈は、PAXLUNAの高橋ともえさんが解説されてらっしゃいます。
高橋ともえさんの研究によると、「月に隠された惑星がより新しい形で生まれ直す」そうです。ただしこれは、自分が意識的にその惑星と向き合う必要があるということ。それが行われないと、惑星の意味がマイナスな方向で現れてしまうのだとか。
(この記事がわかりやすいです)
今回の魚座満月でも、天王星は満月とソフトアスペクトで発展を促しつつ、MC(到達点)の支配星・土星ともハードアスペクトを取り、変化と安定/過去と未来の調整が行われます。
(満月なので客観的に自分から答えを取りに行くとき)
今回の魚座満月と水星逆行で、いかに自分自身と周囲、そして過去~現在まで向き合えるか??人々に貢献できる風穴とは何か??を追求することが、11月8日の牡牛座満月&月蝕&天王星食に繋がって行くでしょう。
【水星逆行のポイントはインスタで解説中】
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