こんにちは。
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ゆりかです🧙♀️
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今回は久しぶりに
自分で星読みするための占星術知識。
テーマはミッドポイントについてです!!ハーフサムとも言いますね。
リクエストがあったので今回書いてみました。内容としては中級編です。
基本10天体の働きや力関係、アスペクトを知っている方ならば、実はミッドポイントは簡単に読むことができます。
今回はミッドポイント初めましての方にもわかるように書きました。「ゼロから知りたい」方はぜひごらんくださいませ(^^)
《目次》
*ミッドポイントとは?
*ミッドポイントの出し方
*ミッドポイントの読み方
「ミッドポイントって何・・・?」という方もいらっしゃると思うので、まず言葉の定義からご説明します。
『ミッドポイント』とはある天体と天体のちょうど中間地点を見る方法です。
この地点は双方の天体の働きがミックスされるポイントで、さらにそこに別のネイタル天体や小惑星あるいは感受点が接触して、第3のニュアンスがプラスされます。
チャート上はアスペクトを取っていない天体同士でも、ミッドポイントで見ると、実はエネルギー的につながっている場合があります。
ミッドポイントを見ることで、自分のホロスコープをより深く理解することができるのですね。
ミッドポイントは基本10天体+ASC/MC+ドラゴンヘッド/テイル。これらすべての天体たちによって中間地点が作られるので、それこそ無数に存在します。
(ミッドポイントを調べるサイトによっては
小惑星キロンやリリスを考慮する場合もあります)
特に重要なのは、太陽と月のミッドポイントとASCとMCのミッドポイント ─ こちらの2つです。
なぜなら、太陽(オン)と月(オフ)、ASC(アイデンティティ)とMC(社会的役割) という、人生において重要なテーマがそれぞれ融合されるポイントだからですね。
ミッドポイントの表記の仕方には一応決まりがあり、
と書きます。
このように、すべての天体+感受点+小惑星のミッドポイントは誰もが等しく持っていますが、それだけだとこのエネルギーは動きません。
何らかの第3の天体が「接触」している必要があります。
ミッドポイントで言う「接触」とは「アスペクト」のこと。その中でもハードアスペクトのみを「ミッドポイントに接触している」とします。
ハードアスペクトの持つ変化と成長のエネルギーが眠れるミッドポイントを呼び覚ましてくれるのかもしれませんね。
ハードアスペクトとは、
・コンジャンクション 0度
・オポジション 180度
・スクエア 90度
・セミスクエア 45度
・セスキコードレート 135度
を指しています。
ミッドポイントに対して、第3のネイタル天体が上記のアスペクトを取ったときに、その天体のエネルギーも加味しながら、星読みをしていきます。
ここからはミッドポイントの調べ方です!無料サイトでも出すことができます。
ミッドポイントを出せるサイトで、わたしのオススメは”astroseek”です。こちらすごく面白いのですが、残念ながら英語のみ。ということで、今回は誰でもわかるように日本語の”Astro Dienst”を使います。
(astroseekはかなりオススメなので
いずれまた記事にします)
【astroseek】
【AstroDienst】
※Astro Dienst未登録の方はこちらをご参照ください。
ログインしたら「出生データによるいろんなチャート」をクリック。
↑の画面が出てきたら「チャート表現様式」をクリック。
少しスクロールすると「Ebertin style(w.midpoints)」があるので選択。
「クリックしてチャートを表示」を押します。
何やらザックリしたホロスコープ図が出てきますが、そちらは使わずに「PDF」をクリック⇒「PDFデータ表をもっと見る」をクリック。
データをダウンロードすると、このようなドキュメントを2枚出すことができます。
ここからは先ほどのドキュメントについて解説します!
見るべきポイントは全部で2ヶ所。1枚目の最後「Midpoints in zodiacal order」と、2枚目の「Midpoints in 90 degree order」です。
ちなみに”Astro Dienst”ではミッドポイントと接触する(ハードアスペクト)天体はセミスクエア(45度)とセスキコードレート(135度)は表示されていません。
(マイナーアスペクトだからですかねー…)
∞
さてではまず、1枚目「Midpoints in zodiacal order」でミッドポイントの位置を確認しておきましょう。
先ほど例に出した、太陽|月 と ASC|MCを緑マーカーで引いています。太陽|月 ⇒牡羊座13度 。ASC|MC⇒双子座1度です。自分のホロスコープ図に印つけておくと便利です(理由はまた別の記事で語りますね)。
∞
では次に2枚目の「Midpoints in 90 degree order」で各ミッドポイントに接触する天体があるか探します。
わたしは太陽|月 はMCに接触(コンジャンクション)。ASC|MCは接触天体がありません。
ということで、太陽|月のミッドポイントにMCが接触した場合の解釈を例に出します。ちなみにこちらも表記の仕方に決まりがあって、
解釈の仕方は基本的にアスペクトを読むときと同じだとわたしはとらえています。
【太陽(オン)と月(オフ)】の自分のバランスは【MC(ライフワーク)】を目指すことで保たれる。
このような解釈ができます。今回は天体ではなくMC=感受点なので自分の性質ではなく目指す場所、ということを考慮した例文です。
つまり、オンもオフもライフワーク=仕事の感覚が持ち込まれやすい人生ということになりますね。
たしかに、毎日何かしらホロスコープ関連の作業をしているので、まるでオフの日って、数えるほどしかありません(笑)
自分の外側(太陽)と内側(月)を繋いでくれるのはMC=ライフワークへの意識ということなのですね。
これだけだとちょっとわかりづらいので、もう少し見ていきます。
今回はもう少しわかりやすい、天王星|冥王星=太陽 について。
ちなみに、どこまでを”ミッドポイントに接触している”とするか?ですが、わたしはオーブ(誤差)1度~2度で通常は読んでいます。
ミッドポイントはたくさんあるので、オーブ(誤差)を少しタイトに取らないと見るのが大変だからです(笑)
先ほどの太陽|月=MC は重要なポイントなのでオーブ4度でも読みましたが、他のミッドポイントなら読んでいません。
今回は、ミッドポイント 天王星|冥王星 52°33に対して、接触天体 太陽 51°42 なので、オーブは約1度ですね。
(度数が何で52°とか51°なの?
という疑問があるかと思いますが、
これは”AstroDienst”特有の表記なので
今回は割愛します)
さて、天王星|冥王星=太陽 の解釈ですね。
【天王星と冥王星】の”徹底的な変革意識”は【太陽】の”不動の意志によって表現”される。
ミッドポイントは2つの天体の性質が混ざり合いますが、力の強い天体の方が影響は強いです。(この辺はアスペクトと同じですね)
この場合だと、冥王星=徹底的な深掘りパワーが天王星=変革パワーに作用するので、徹底的な変革意識。
ミッドポイントが示す徹底的な変革意識をどうするのか?をあらわすのが接触天体です。
この場合は太陽なので、徹底的な変革期が自己表現にあらわれやすいことになります。
たとえば、これが天王星|冥王星=月なら、徹底的な変革意識が感情を揺るがす or 解放するになりますし、天王星|冥王星=土星なら、徹底的な変革意識は抑えられやすい or 現実に落とし込まれると解釈できます。
では以上、ポイントをまとめます。
① ミッドポイントとは天体と天体の中間地点にどの天体がハードアスペクトを取るか?を見る方法
② ミッドポイントと接触天体のオーブは1~2度
③ ミッドポイントを読むときはエネルギーの強い天体の影響が弱い天体へ流れるイメージで
④ 接触天体はミッドポイントのエネルギーを落とし込み役割をしている
ちょっと難しいイメージのミッドポイントですが、基本はアスペクトとおなじです!
慣れればすごく楽しいですし、ネイタルチャートだけじゃなく、トランジットとの相性を見るときにも使えるので、良ければ試してみてくださいね。
それではまた書きます!
早いもので5月も半ば。
今年もすでに5ヶ月が過ぎようとしています。
占星術の視点でいうと
今年は木星海王星コンジャンクションや
ドラゴンヘッド牡牛座期など、
今まで内に秘めてきた自分が解放されて
「自分の力」で活きていくことに
フォーカスしやすい年です。
だからこそ、
これから自分は何をしたら良いのか??
世の中に置いてかれているんじゃないか??
不安を感じる方もいるでしょう。
誰かの価値観や成功法則ではない、
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