こんにちは!
ゆりかです^^
皆さんはドラマ・リーガルハイを覚えていますか?
2012年にフジテレビ系で放送された法定ドラマ。
訴訟で一度も負けたことがない敏腕弁護士・古美門研介と
真面目で正義感の強い新米弁護士・黛真知子が繰り広げる
コメディドラマ。
シリーズとしては2期ありますが、
私は1期の第9話の古美門先生の言葉がすごく印象的でした。
ー第9話のあらすじー
村は過疎化が進み、住民は老人。
そんな村に5年程前、日本を代表する企業「仙波化学」の化学工場が出来る。
1~2年ほど前から、住民は原因不明の病やぽっくり逝くことが増え
工場が関係しているとしか思えない状況。
地元ではなく、
「勝つために東京で一番腕の立つ弁護士を」
とのことで、住民は古美門研介の元へ。
私が印象に残る言葉があったのは、このシーン。
仙波化学が和解を申し入れに社長自ら村に来て
各人に商品券10万+羊羹を差し入れます。
一度はその言葉に心が揺れる住民たちですが、
それも仙波化学の顧問弁護士・三木の策略。
それがバレ、その場では和解は成立しませんでした。
が!
ここからです!!
住民:私たちが求めていたのは仙波科学さんの誠意なんです。
そう、絆を感じられました。
金が全てじゃないんですよ。
古美門:素晴らしい!
皆さんのお考えに感服いたしました。
さすがふれあいと絆の里だ。
住民:この世には金よりも大事なものがありますから。
古美門:見たまえ、彼らの満足そうな子の表情を
ズワイガニ食べ放題ツアーの後のバスの中そのものじゃないか
黛くんよく覚えておきたまえ。
これがこの国の馴れ合いという文化の根深さだ。
人間は深い年月飼い慣らされると
かくもダニのような生き物になるのだよ。
住民は激怒します。
住民は今の状況を必死で納得しようとしていること。
悔しくてたまらないけど、
年寄りだから
具合が悪いのに必死で頑張っているんだ!
と古美門先生に対して歯向います。
そこで、古美門先生のこの言葉です。
古美門:だからなんなんだ!!
だから労って欲しいんですか?慰めて欲しいんですか?
だから優しくされたらすぐに嬉しくなってしまうんですか?
先人たちに申し訳ないとは、
子子孫孫に恥ずかしいとは思わないんですか?
誰にも責任を取らせず
見たくないものを見ず
みんな仲良しに暮らしていけば楽でしょう。
しかし、
もし誇りある暮らしをしたいのであれば
見たくない現実を見なければならない
深い傷を負う覚悟で前に進まなければならない
戦うとうことはそういうことだ!
愚痴なら墓場でいえばいい。
戦うことの意味、、、
生きることの意味、、、
歯に衣着せぬ言葉だからこそ、
まっすぐに響く言葉でした^^