【第三章】

霊能力も凄まじい“ヒーリングマッサージ師Cさん”との出会い - Ⅰ
- 理由もわからずマッサージを受けながら号泣してしまった話 -

(数奇な出来事が重なり占い師になった話①②の続きです)

前世鑑定で占い師をしていたと言われ、フランス人の子供の発言を思い出し、それが確信に近づいたとはいえ、地に足のつかぬ実用的で無いスピリチュアルは苦手で、エンタメ程度に思っていた私はそれでもまだ占い師になろうと言う事は頭もよぎらなかったし、「へぇ〜、なるほど〜」としか思っていませんでした。

それからまた暫くして、YoutuberBさんが霊視鑑定を受けた霊能者Aさんがお勧めしていたマッサージ師のCさんに施術してもらう機会が有りました。その方も所謂霊感のある方で、通常のマッサージもしてくれるですが、プラスアルファで身体の不調な所を見抜いて、それが物理的に来ているものなのか、過去世からのトラウマなのか今世なのかを見極め、癒しのエネルギーを流してくれるという凄いお方とお聞きし(知らずに来てくれるお客様には普段はそう謳っていないみたいです)、絶対にこの方の所に行く!と初めて知った時から心に決めておりました。

マッサージ受ける当日は頭が物凄く痛みだし、絶不調。そして当時の私はコロナ禍前に帰国してから、急に肌が痒みだし、どうしようもないので、いけないとは感じつつ、ステロイドで応急処置をしたのですが、長引いてしまい、やめたら顔から足まで全身ただれてしまって、アトピー性皮膚炎が学生時代ぶりに再発してしまっていました。
半年ほどかけて、死にもの狂いで糖断ちやアレルギーに良いものだけを食べる、マグネシウム浴などありとあらゆる方法で自己治療を試し、Cさんの元を訪れた時には治りかけでは有りましたが、まだしつこい痒み等も残っていて、いつまた拡がるか、油断できない状況でした。
施術前のカウンセリングでその事をCさんにお話し、その元となっている原因が何なのか見ていただくことになりました。
サロン内は本当に心地良く、体調は悪いですが、天国に居るような気分で、普段副交感神経の高ぶりやすい私ですが、頭が無の状態でポワーンとし、更にマッサージが始まってからすぐに自分の身体の中のエネルギーがグワングワンと動き出すのが解ると言う初めての不思議な体験をし、それも心地良く寝ているのか寝ていないのかわからない狭間で施術を受けていました。
そして、後半恐らくエネルギーを流してくださっている行程の時に、悲しくも無いし感動したわけでも無いのに意味も解らず突然身体がヒクッヒクッと2回引きつり、3回目で涙が溢れ出て号泣し出し、その後ステンドグラスの様な光が表れて身体のモヤモヤ(と感じるもの)?が頭頂部からスルーっと抜けていく、と言う何とも自分でも意味不明な信じられない体験をしました。頭では『いやだなぁ、号泣しちゃって恥ずかしい!!なんでこうなった?自分で自分が気持ち悪い!!』ともう一人の自分の思考が泣くのを止めにかかるのですが、それとは裏腹に数分間泣き続けました。

(続く)