【第二章】
霊能者Aさんと、YouTuberBさんとの出会い
- 紫ヴェールの占い師だった話 -

(前回投稿の続きです)

心理カウンセラー目指してみたいなぁ、とボヤッと思い始めてから暫くして、YouTubeで有る女性Youtuberの方が霊視鑑定を受けるという動画がオススメに出てきました。
それは衝撃的な内容で、霊能者Aさんの凄まじい能力はその動画だけで充分伝わって来て、また、その鑑定を受けたYoutuber Bさんも凄い霊能力をお持ちの方だ!ととても惹きつけられました。それは青天の霹靂の様に衝撃で、興味深く、彼女達についてインターネットに出てる情報を調べると、霊能者Aさんは予約何千人待ちの状態で鑑定が受けられる状況では有りませんでしたが、Youtuber Bさんは、私が見たそのYouTubeの動画は一年前の物だったにも関わらず、奇跡的にもつい先月霊視鑑定を開始したばかりで、予約を取ることができました。

その方の鑑定はやはり思っていた通り凄くて、色々と見抜いてくださってたのですが、見ていただいた一人目の私の前世が意外にも“中国か韓国辺りの占い師”でした。職業が意外とはいえ、思い当たる節がいくつもありました。
私は小さな頃から中国の古い建築物や中国語にとても興味が有り、『自分の前世は絶対中国人だったんだ』と母に話し、また、本屋さんでは中国語の本を買って貰うなどをしていました。何故かその事は誰に何を言われようと確信が有り、中国語を喋りたい、中華圏に住みたくて仕方ありませんでした。
また同時に道教などの法具等にも興味が有りました。
なので、Bさんから『六角形の何かをもって占いをしている』と言われた時も『それって八角形じゃ無いですか?』とスッと返答できました。Bさんは単に言い間違えていたのですが、それが絶対八卦(中国の占い等でよく使う八角形の道具)だと解りました。
その人物は紫色のヴェールで顔や全身を覆い、目元だけ出して、素性を隠して生活していた。とBさんは教えてくださいました。
前回の投稿でも少しふれましたが、私は何故か今世占いに対してマイナスなイメージ(言葉ではうまく表せませんが、恐怖心の様な物が混じった感覚)が有ったり、人に行き先を伝えたり、普段の行動パターンを知られたりする事が例え親に対してでも凄く嫌で隠すクセがあったのですが(何も悪い事はしてません。笑)、直感でこれらはこの人のトラウマから来てるなと言う事を感じました。
その日鑑定が終わり、家で夕食を食べながら鑑定内容を思い出して居る時、ふと、紫色のヴェールの人がなんだか引っかかり、何故だろう?と思っていると、パッと過去のある事を思い出しました。

私は以前、フランスでワーキングホリデーをしていた事が有り、その時にベビーシッターをしていました。3人の女の子の面倒を見ていましたが、午前中は当時2歳の女の子と2人で時間を過ごしていました。ある日、そのお家の冷蔵庫に貼って有るモロッコ土産のマグネットを指差し、『これ、イリヤさん!!』と突然言い出しました。ただ、そのマグネットの絵は何故お土産にこれを選んだのでしょう?と疑問に思ってしまうほど(購入した方ごめんなさい)、少し薄気味悪く、非常に暗い人物の絵でしたので、単純に『こんな暗い人嫌だ!』と思った私は、隣りにあるシンデレラのマグネットを指差し、『違うよ、こっちがイリヤさんだよ〜』と誘導を試みました(笑)。普段なら、乗せられやすい彼女、もしくは冗談で言って居る時はおどけた表情ですぐわかるのですが、その時はやたらと真剣に『Non!違う、これがイリヤさん!!』とまたそのマグネットを指差すので、何故これが私に見えるのかとっても不思議で、そのことをSNSに綴ってマグネットの写真を撮り、アップしていました。その時は『子供の言う事って可笑しいよね』としか思って居なかったのですが、Bさん鑑定後の夕食中にその事を思い出し、SNSの過去の投稿を遡って探し出しました。
出てきた写真がコチラです。





写真を見た瞬間に鳥肌が立ちました。

まさに、Bさんに霊視してもらった紫色のヴェールで目だけ出した人…。

そして、疑っていた訳ではないですが、信じきれずに居た紫(省略)の人の過去世が確信に近づいたのです。

(続く)