【報告】在日ウクライナ人らが「戦争反対!」緊急アクション | ロシア・CIS・チェチェン

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おいプーチン、チェチェンから撤退しろ!今ならまだ間に合うぜ by アンドレイ・バビーツキ

報告:在日ウクライナ人らが「戦争反対!」緊急アクション

 

2月24日、ロシアとウクライナとの全面戦争が開始されました。同日夕方、東京・渋谷にあるハチ公前広場では、全国から在日ウクライナ人ら約50名が結集し、この戦争に反対する緊急行動を展開しました。インターネット上の呼びかけを受け、在日ウクライナ人だけでなく、日本人の支援者や報道関係者なども結集し、全体として100名以上の集会となりました。

 

2021年11月、10万人以上のロシア軍が、ウクライナ国境近くに集結。ロシアは、「ウクライナをNATOに加盟させない法的保証」などを米国とNATOに要求しましたが、交渉は決裂しました。また、2022年2月21日に、プーチン大統領は、親ロシア派勢力が支配する「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を承認し、「平和維持部隊」を派遣することを決定。そして2月24日、ロシア軍がウクライナ各地への侵攻を開始しました。

 

現在、ロシア軍は、南部のオデッサや東部のハリコフなどで軍事施設やインフラを破壊し、北からもベラルーシとの国境を越えて進軍し、首都キエフに迫っています。ロシアとウクライナ双方の兵士に死者が出ており、民間人は地下シェルターや国外に避難。ロシア国内は報道が統制されていますが、それでも各地で反戦デモがあり、逮捕者が続出しています。また、戒厳令下のウクライナでは、ゼレンスキー大統領が国民に平静を保つよう呼びかけていますが、各地で情報が寸断されているようです。

 

東京・渋谷の集会では在日ウクライナ人らが、「戦争反対!」「ロシアは侵略を止めろ!」「プーチンはウクライナから手を引け!」などと、日本語や英語で必死に訴え、通行人の注目も集めていました。さらに彼らは、カンパを募り、ウクライナの歌を合唱し、マスコミの取材にも丁寧に応えていました。また日本人支援者も、「戦争反対」「ウクライナ民衆支持」の意思を明確にしました。

 

【報告】佐藤和之(佼成学園教職員組合)

「戦争反対!ロシアは侵略を止めろ!」/在日ウクライナ人らが緊急アクション (labornetjp.org)

弾圧にメゲず ロシア国内に拡がる反戦運動 (labornetjp.org)