行定勲監督。
全然ノーマークだったんだが、
知人達からの評判が良くて観に行きたくなった。

登場人物一人一人、それぞれ変わってる。
そもそもなんでコイツらが一緒に暮らし始めたのか
良く分からなかったけど。
まぁでもルームシェアは、よくあること。

にしても、サトルがすっごい変わって見えたけど、
それを連れて帰ってきた未来もかなり...いや、
でも私も泥酔したら最近よく覚えてないしな...気をつけよう...

直輝みたいな、ちゃんとした人がいるから
こんなユルさでも共同生活成り立ってんのかと思いきや、
直輝は、みんなダメだから自分頼られてる、って自負してて
そこに自分の価値見いだしてる、みたいな。

それが、みんなが出て行くんじゃないかと思ったら
急に崩れる。
みんなも、出ようと思いつつ、戻ってくる。
居心地が良いんだ。たぶんここなら受け入れてくれる。
ちょっと何かあっても
自分を完全に否定されることは無い、たぶん。

ホント不気味。
仲良し同士で暮らしてる訳じゃない。
干渉し過ぎないのがルール。

でも、すぐそこに、
自分の身近にもあるような、
全然自分と世界が違う、とか思えない、
そんな感覚がする。

面白かった。
テリーギリアム監督。
ヒースレジャーが途中で亡くなってしまったので
ヒースに捧げる映画になってしまった。

ティムバートンにも似た凝った映像美。
夢とも妄想ともつかないというか...
まぁ、そもそも鏡の中にはそんなものが繰り広げられてる訳だから!
ヒース亡き後のストーリー、配役調整もあってか、やや解りづらさはあるが、楽しめた。
とはいえ、リリーコールが美の要。私としては。


で、エンドロール後が粋!
あの演出は初めて!


「チャーリーとチョコレート工場」(...これもジョニデか)では
上映中、六本木ヒルズでチョコの香りが漂う、というのもあったが。



...そういや、私の初mixi日記、その感想w
その時期の日記に既にMJ出ててビックリw THIS IS IT リピート確約の布石w
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=39295707&owner_id=1357423



やっぱ、エンドロールで立つな!これはね、特別感あるよ!
何も無くてもね、余韻を楽しまなきゃ!
TIIもそうだったでしょ?w

山田洋次監督。
「幸せの黄色いハンカチ」「たそがれ清兵衛」はテレビで見た。
でも、寅さん見た事無いんです。
柴又のお話だから、監督はてっきり東京下町出身かと思ってたら、
大阪出身の方なんですね。

で、今回は蒼井優が出てるので観に行った。
実は蒼井優もスクリーンで観るのは初めて。
今までDVDやテレビで観てた。

まず映画館入って、客層が年配が圧倒的多数でオォ!っと思った。

結論からして、面白かったし、泣いた。
偉そうな言い方だけど、さすが山田洋次監督、日本人の心の機微、
くすぐりどころを解ってらっしゃるんだなと。

鶴瓶さん演じる「おとうと」が本当にダメな男。
憎めない感じがやや大阪人の1つのステレオタイプではあるけど。
鶴瓶さんはテレビのバラエティでしか見た事無かったんが、自然でリアルで良かった。
知らなかっただけに、イイ味すぎてちょっとびっくりした。

あと吉永小百合さんの丁寧すぎる美しい日本語がむしろ新鮮。
蒼井優の、普通っぽくて嫌みのない自然な感じも良かった。

私にも弟がいて、割と仲良く一緒に飲んだりライブ行ったりする。
なので弟を思う気持ちがちょっと解る。
しかし家族って、嫌でも特別な、不思議な繋がり。

姉は、「おとうと」の彼女には、別れるよう言ってあげるけど
姉は弟と別れられない。
仕方ないから、もあるけど、それ以上に愛情があるから。

小春(蒼井優)が、おじさん(おとうと)の死に際に
新しい婚約者と車で駆けつけてくれたとこ。
また、お姑さんが、ちょっと痴呆始まってるんだけど
「あなたの弟さん、ひとりぼっちでかわいそうになってきちゃった、
小春の(再婚の)結婚式に呼んであげなさいよ。」
なんて言ってくれたとこ。

「姉」には、ものすごく、嬉しかったと思う。


また個人的に、舞台が東京大阪だったので親近感ありました。