君がつまらないことは知ってるよ
君には会いたかったし好きだった
今も好きよ
でも君の好きなもの嫌いなもの過去も未来も興味がなかった
最初はね、へぇ、そうなんだ、すごーい、さすが、知らなかったぁ
なんて相槌うってたけど、内容なんて覚えてないし
特に仕事のこと?
知らない登場人物並べられてあいつはああいうやつだとか、ほんと退屈
会ってもいないのに勝手にイメージしちゃって疲れるの
一度みかけたときに想像と違っててびっくりしたわ
でもね、私が求める君はそれでよかったの
ずっと何にもならない夢理想日常語ってる君で
たまに元カノの話して私の反応みる君で
新しい若手芸人に飛びつく女子高生でも簡単にわかるわ
だからね、
急いで君のこと知りたくないから
って言ったらわかってくれるかな
付き合ってるとかいないとかじゃなくて
君はそんな私が退屈だったのかな
みんなね、日常を変えてくれる何かを求めて
簡単な逃避をするの
だから新しくできたラブホのプレオープンに君の軽自動車が入っていったとき可笑しくて
ほんとに君はつまらなくて好き
今腹を立ててる?
お前もつまらないくだらないうんざりだって?
あぁどうしてこんなに愛しいの
君はきっと許してもらえると思ってる
事後に気付く君はとってもつまらない最高ね
あ、最低って言うのかしら
こういうの
泣いたり怒ったりする彼女から逃げてきて
何でも許す私に愛を感じないとか思って
犬でも飼ったら?って
それは違うって
私は誰でもよくないよ
君しか好きじゃない