平成30年5月10日(木)午後4時10分、島根県入り

 

関門海峡を本州へ渡り、2か月かけて回った九州地方に別れを告げ、本州に戻ってきました

 

山口県内を北上して日本海側へ、

中国地方でのやり残しである山陰地方の島根と鳥取を見ていこうと思います

 

この日は移動がメインな感じでしたが

島根県入りして間もなく、ダムありましたので

とりあえず島根ダムの1枚目、益田市の「益田川ダム」でございます

 

このダム、全然水が貯まってないんですよね・・・

 

水不足・・・?

かと思いましたが、本来ならダム湖の湖底であろう場所の草木の育ち具合見ると、

ずっと水、貯まってないように思えますが・・・

 

なんだろ、このダム・・・?

 

と思ったいたら、ブツの裏面の紹介文に記載されてました

平常時は水を貯めず、洪水発生の虞がある非常時のみ貯水する防災に特化したダム、ですか

ダムに水が貯まってないのが普段の景色とは、たしかに珍しいダムであります

 

これまで各地のダムを見てきましたが、まだ知らぬ珍しいダムが、あるものですわね

 

 

日付が変わりまして

平成30年5月11日(金)でございます

 

昨日は益田川ダムだけ行って、その後浜田市三隅町の道の駅へ移動して休憩、一晩過ごしました

 

こちらの道の駅、けっして施設の規模としては大きくはありませんが

駅の裏手に海が広がる絶景スポットでございます

 

眼下には日本海が広がり、また海沿いに走るJR山陰本線の線路もあり、

鉄道ファンにも人気の撮影スポットのようであります

 

昨日、到着時はちょうど夕暮れ時でしたので綺麗な夕陽と、

 

これまたタイミング良く、海見てましたら、すぐに電車が通過していきまして

海沿いを走るローカル電車の風情ある光景を見ることができました

 

いいですね、山陰本線は絶景路線のようで

 

といことで昨日は移動メインでしたのでダム1か所だけ見て終わりましたが、

本日より本格的な島根県での行動開始であります

 

島根県のブツを配布してるダムは、上の図のような配置になっており

西から東へ進んで行きますが、こうしてみるとあまり距離的なロスなく、

効率良く回れそうな配置になってる感じがしますわね

 

本日最初は「御部ダム」(浜田市)

 

2ダムめ「木都賀ダム」(浜田市)

わりと浜田市内に、ブツ配布対象ダムが集まってる感じです

 

ダムめぐりの関係で、山間部を走ってるから、でしょうが・・・

それにしても前からも後ろからも全然車、走ってこないっすね・・・

 

どうせ自虐ネタとして大げさに言ってるだけでしょ、と思ってましたけど・・・

まんざらでもないのかも・・・?

 

「紅葉湖展望台」にて、山と湖を眺めながら小休止です

よく見たら湖の奥の方、もう次のダムが見えてますね

すぐ近くまで来ておりましたか

 

うむ・・・ダムの、あのしなりっぷり、

どうやら次のダムは、アーチダムですかね

 

ということで、展望台からも見えた「大長見ダム」に到着

堤体裏側から見たら絶対アーチダムだと思ったのですが、

重力式コンクリートダムでありました

 

ブツの裏面にも書いてありましたが、

やはり重力式コンクリートダムでカーブしてる堤体は、珍しいものでありました

 

昨日の「水を貯めないダム」の益田川ダムといいこちらといい、

島根県はなかなかの個性派ダムが揃っていますわね

 

小さいながら「ダム学習室」もあり

ダムに関するさまざまな資料を見学できます

 

とび出すダム絵本・・・

こんなの、あったんですね・・・

 

4ダムめ「第二浜田ダム」

島根県内で最も堤高が高いダムとのこと(97.8m)

 

なお「第二」とあることから当然「第一」である、

「浜田ダム」もあるのですが現在改修工事中でして、

ブツは以前は配布されていたそうですが

現在は配布終了となっていました

(資料によっては「配布中断」とあったりで、判然としませんが)

 

改修工事が終わったら新バージョンのブツ作成して配布するのでしょうかね?

いずれにせよ改修前の「浜田ダム」のブツを所有されてる方はラッキーだと思います

 

ダムめぐりによる山間部ドライブから海沿いに出まして、浜田市街へ

道の駅で休憩したり、街でガソリン給油ののち、再度山方向へ

 

浜田市から江津市に入りまして「八戸ダム」へ

「はちのへ」ではなく「やと」であります

 

本日のダムめぐりはこれでひと区切りとし、

広島県境の邑南町の奥のほうへ

 

島根に来たら、見に来たい場所のひとつでした

JR宇津井駅でございます

 

トンネルとトンネルの間のわずかな地上部分を走る高架線路、

その高架上にホームがあるという、全国的にも極めて特異な形態の駅であり、

その特異さゆえに「天空駅」の通称で呼ばれ、度々テレビや雑誌でも取り上げられており、

鉄道ファンには有名な駅でした

 

そう・・・

「でした」、過去形でございます、ということは・・・

 

本年の3月いっぱいで・・・

本当に、つい先日でございます、ほんの1か月ちょっと前に

こちらの区間は廃線となってしまいました

 

よって正確には「JR宇津井駅跡」と言うべきでございますね

 

営業終了により駅構内も立入禁止措置がとられており、

残念ながらホームへ上がることはできませんでした

 

6階建てのビルに相当する高さの位置のホームまで、

見た感じエレベーターも無さそうですし

ホームへの乗降手段は階段のみ、という

バリアフリー化が進む昨今のご時世に反する、硬派な駅だった様子がうかがえます

 

昨年末に宮城県から出発した時は、

3月に終わるようだけど、まだ時間あるし間に合うでしょ

みたいに思ってましたが、旅の進行具合が想像以上に遅かったため、間に合いませんでしたね・・・

 

まあ、実際に当地に来れて、駅の様子は見ることができました

営業終了に伴い取り壊されてしまい、もう建物の影も形もありませんでした、

ってよりはマシというものであります

 

広島県境手前と、山奥へ来てしまいましたが

再び日本海方面へ北上

 

途中にありました三瓶温泉で本日のお風呂をいただいていきます

「国民宿舎さんべ荘」、露天風呂の浴槽の種類が豊富なのが印象に残りましたね

 

入浴を済ませたのち、さらに北上して

大田市内の道の駅まで移動し、本日は終了

 

地図だけで見ると、昨日の夕方から県内入りしたわりには

1日で県全体の半分以上移動してきたように見えます

 

別にペースアップしようとしているつもりはないのですがね