先週のレッスンで Cちゃんが
ブルグミュラー「あまいなげき」を
いとも あっけらかんと弾いたので
「Cちゃん、すごくスラスラ弾いているけど
まるで悲しい曲に聞こえないよ」
もう一度アナリーゼをして
「ヤマ場に向かって気持ちの高まりを表して
一番高い音で感情がばく発!」
「最後はため息」
そうしたら
とてつもなく 素敵な演奏になりました
月曜日のレッスンでMちゃんに
その話をしたら、
「今弾いてる曲は、寂しい感じ」
「今度弾くのは 悲しいくやしい気持ちが
グーっと わき上がってくる感じ」
と言いながら弾いてくれました
すごい表現力ですね〜
かなり前(10年くらい前??)に
書道家 武田双雲さんのエッセイの中で
「下手な字競争」
「いかに楽の字を 楽しそうな字で書くか」
「悲しい を悲しそうな字に書くコンテスト」
を書道教室の生徒さんとやっている
(のような内容でしたが
違ってたらゴメンナサイ)
を読んで
「わぁー面白そう〜 」
「いつかピアノでもやってみたい」
ワクワクしたことを思い出しました
「悲しい曲を悲しく表現するコンテスト」
悲しそうな顔で弾くもあり、
クライマックスを大げさに盛り上げるもあり
音で深みを出して表現するもあり、
近々 やりましょう
松ヶ丘PianoClassブログ