大河ドラマ「いだてん」を毎週観ています。
中村勘九郎さんの演技が素晴らしくて、いつもドラマの中に引き込まれている私、、、
(落語が好きな息子は、オープニングの演出に心惹かれているようです)
ところで「いだてん」の言葉でいつも思い出すのが
ドリトル先生シリーズ(岩波少年文庫)の登場人物 「韋駄天のスキマー」
「ドリトル先生の郵便局」で海を渡る鳥たちの郵便配達で大活躍するつばめのリーダー、スキマー
(「ドリトル先生航海記」は確か、息子が小学生の時に読んであげてたら面白くて、続きの「郵便局」は一人で読んでしまった記憶が…)
さて、何故、
いだてんスキマーブルグミュラー
と 繋がるのかというと
ピアノレッスンでおなじみのブルグミュラー「25の練習曲」の24 番目の曲
題名は「つばめ」
曲中での右手が担当するのは、 アルペジオで十六分音符のパッセージ
右手の上を、低音部と上声部のメロディの交差をする左手。。
その技術を要する部分が、初めはむずかしいけれど、弾けたら楽しい
弾いているときの爽快感と、物語の中の海を渡る鳥たちの場面とのイメージが重なり、
少しでも表現力に結び付いてくれれば良いな
と
弾く子には、必ずその話をしています。
話をすると、イメージがぱぁ〜っと広がって顔を輝かせてくれる子もいれば、ポカーンとする子も…
レッスンでは、少しでも良いイメージを持ち帰ってもらい、ご家庭でのおさらいを楽しく
というのが私のモットーなのですが
そのために絞り出すこちらの想像力や、ボキャブラリーの貧弱さをヒシヒシと感じることも多く
まずは自分の感性を枯らさないように・・
そして
物語を読んだときのワクワク体験を「いだてん」の言葉とともに思い返したりする今日この頃です。
お立ち寄りくださり、最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。
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