インフルエンザ | 洋光台ペットクリニックのブログ

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 こんにちは。看護師の飯島です。

寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか???照れ

今年はインフルエンザバイキンマンが今まで以上に猛威を振るっていましたが、大丈夫でしたか?

かくなるうえのこの私もインフルエンザにかかった一人でしたが。。。ガーン汗(苦笑)

 

 

 さて、昨年末にこんな記事がありましたので紹介させてもらいました。

 

 

 

 米国で昨冬、鳥インフルエンザの一種が米ニューヨークのネコ500匹に感染するなど大流行し、ウィルスが人や他の哺乳類にもうつりややすいタイプに変化したとみられるとの研究結果を、東京大の河岡義裕教授らのチームが27日までにまとめた。

 

 ペットとして密接なつながりのあるネコがウィルスを媒介する可能性が明らかになった。他の種類の鳥インフルエンザもネコから人にうつる可能性があり、インフルエンザ対策でネコへの対応を考える必要が出てきそうだ。

 

 チームによると。ニューヨークで2016年12月から、保護施設にいたネコの間にせきや鼻水などの症状が流行した。治療にあたった獣医師も感染した。これまでネコに特有のウィルスは知られておらず、大流行したのは初めてだったという。

 

 詳しく調べた結果、H7N2型の鳥インフルエンザウィルスから変化したネコインフルエンザウィルスが検出された。

 

 通常、鳥インフルエンザは哺乳類に感染しにくいが、このウィルスは哺乳類のフェレットで接触感染した。さらにネコ同士では飛沫感染することがわかった。一方、感染しても重い症状はなく、タミフルなどの既存の治療薬も効き目があった。

                                       (2017.12.27 日本経済新聞より掲載)

 

 

 

…と、少々、驚かしてしまいましたガーンが、ヒトインフルエンザウィルスは、もとをたどると水鳥の鳥インフルエンザウィルスが何らかの過程で変異して生まれたものだとかんがえられています。しかも、インフルエンザウィルスと人類の関わりは古く古代エジプトツタンカーメン時代には既にこの感染症が知られていたことが記録に残っているそうですえ゛!

 

 また、新型インフルエンザは、10~40年周期で流行するといわれています。(記憶に新しいのは2009年に流行したものですね)新型インフルエンザは鳥Pi-や豚ブタの間で感染しているインフルエンザウィルスが変異を起こし、人に感染し、さらに人から人へ容易に感染できるようになったウィルスが原因です風邪

 

 今回、米ニューヨークで流行した鳥インフルエンザの一種のネコを介して人になどにも感染する可能性があると指摘されています。

もちろん現在のところ日本国内ではH7N2型の鳥インフルエンザの報告はありませんが、鳥インフルエンザの発生は各地で起こっているため、鳥インフルエンザに感染したネコで変異し、ネコインフルエンザとなってネコ同士の感染が広がる可能性があるかもしれません。

 

 

 

 もしも、ネコインフルエンザにかかったネコの症状として風邪

 

〈症状〉おくすり(ブルー)

 ・鼻水

 ・咳

 

ただし、この症状は他の感染症にも見られることなので判別は難しいと思われます。

 

 

〈予防方法〉おくすり

現在のところ、ネコインフルエンザに有効なワクチンなどないため100%防ぐことはできません。

ただし、可能な予防はあります。

 

・なるべくネコを外に出さず、室内家で飼う。

 

 

また、他の感染症も防ぐためにも

 

・混合ワクチンの接種注射を行う。 

 

 

また、私達も日頃から手洗い手洗い、うがいイソジン カバ君をして体調管理をおこなうことも大事です。

もし、気になる症状があれば慌てずに速やかに医療機関家を受診してください。

誤った情報に流されず、正しい知識を持つことが早期治療につながると思います照れキラキラ