こんにちは!北見です
2月になりましたね~!2月といえば節分
福は内のお豆の片付けはわんちゃんが、なんてお家もあるかと思いますが、お豆は上手く消化できない子も多いので与えすぎには注意してくださいね!
さて、今回は「野鳥の保護」についてお話します。
皆さんは、『鳥獣保護法』をご存じでしょうか?これは野鳥の保護・被害の防止・狩猟の適正化について定めたもので、許可なく野鳥を捕まえたり、飼育することがこの法律で禁止されています。たとえ救護の為であっても、自宅に野鳥を置く場合は違法飼育と間違われないよう、各都道府県の鳥獣保護担当に届けを出す必要があります
では、もし道端で弱った野鳥やヒナ・野生動物の子供を見つけたらどうすればいいのか
寿命や病気で死んでしまうことは自然でおきることの一部です。自然の中では、弱ったものを大切な食べ物としている別の生きものもいます。ですので、基本的には人間の手は加えず、そっとしておくことが望ましいです。
また、最近は、保護の必要がないヒナを保護してしまう誤認保護が増えているそうです
保護しなければ自然の中で元気に育ったと思われるヒナを間違って保護してしまう人が多いのです。保護が必要なのか、必要でないのか、状況をしっかりと見極めることが大切です
ヒナを見つけたら
もしヒナを見つけても、すぐに拾わず、周りに親鳥がいないか・巣がないかを確認してください。特に怪我がなければ保護する必要はありません。
羽が生えていない
巣があれば戻してあげます。近くに親鳥がいるかもしれません。いつまでも人間がそばにいると警戒して戻って来ませんので、少し離れたところから様子を伺ってください。
羽が生えている
巣から飛ぶ練習をしているかもしれません。近くに親鳥がいるようならそっとしておきましょう。もし、カラスやネコが近くにいて心配であれば、安全な茂みに移してあげてください。
救護が必要な場合
自力で移動ができない・近くに親鳥がいない・明らかにケガをしている・ぐったりしているなど、救護が必要な場合があります。救護施設や動物病院等へ連絡するまでの間の応急処置として、鳥よりも大きめの段ボールに新聞紙やティッシュペーパーを敷いて中に入れます。弱った鳥やヒナは体が冷えやすいので、お湯を入れたペットボトルなどをタオルで巻いたものを入れて保温してあげます![]()
動物病院で処置をしてもらう時は、病院によっては届け出をきちんとして飼育許可証がある状態でないと診察を受けられない場合がありますので、まずは診察が可能かどうか病院に問い合わせてみると良いでしょう。
元気になるまでの間、お家で保護する場合はしっかりと届け出を出して飼育許可をとります。それが難しい場合は動物園や保護センター等、引き取ってくれる場所もありますので連絡をしてみましょう。ただし、カラスやドバトは保護の対象外となります。
自然のバランスを保つのは難しいことではありますが、誤認保護等をなくして鳥獣を守ることで、少しでも自然全体の保護につながっていけばいいですね![]()