こんにちは
看護師の南雲です。
寒くなったかと思えば汗ばむほど暑くなったりと、気候の変動が激しい今日この頃。
人もペットも体調を崩しやすい時期です。
手洗いうがいといった風邪予防をしっかりとして、元気にのりきりましょう。![]()
さて今回はマイクロチップについてのお話しです。
一度は耳にしたことがあると思いますが、どんな物でどんな方法で装着するのか知らない方も多いと思います。
日本ではまだあまり普及していませんが、近年装着を希望される方が増えてきました。
今装着しようかどうか迷っている方に参考にしていただければと思います。
マイクロチップとは、生体適合ガラスでおおわれた電子標識器具で、
内部はIC、コンデンサ、電磁コイルからなります。
形状は円筒状。
直径2mm 全長8~12mmで、お薬の
カプセル
のような見た目です。
爬虫類や魚類などもふくめ、ほとんど全ての動物に装着可能です。
電池が不要なので、半永久的な使用が可能です。
体内移行や外部からの衝撃による破損はいまのところ報告されていませんが、電子機器なので今後そういった事が起こる可能性はゼロではありません。
装着方法は、普通の注射より少し太めの針使って体内に入れます。
場所は首の後ろ。ちなみに無麻酔でできます。
無麻酔でできますが、針が太めなので普通の注射針よりは痛みを感じるでしょう。
マイクロチップの中には15ケタの数字でデータが入っており、その数字を登録することによって個体識別をするというしくみになっています。
マイクロチップリーダーです。
マイクロチップの装着は日本では義務化されてはいませんが、
外国から日本にペットを連れて来るときや、
日本から外国へ行くとき(行く国にもよりますが)はマイクロチップの装着が必要となります。
また、災害時やペットが迷子になってしまって首輪もない時に役立ちます。
ちなみに、装着の費用は当院では4500円です。
装着後、登録(飼い主様におこなっていただきます)に1000円かかります。
ご希望の方はスタッフまでご相談ください![]()
