こんにちは看護師のウエチです。
ダイエットしようと始めたランニング。夏の暑さですっかりお休みしていましたが
、最近涼しくなってきたので、再開しました
ダイエット大変ですよね。私はご飯大好きなので、運動でがんばります
さてさて、動物さんたちはどうでしょう?
「もぉうこれ以上体重増えちゃうと、体に負担がかかっちゃうので少しダイエットしましょうね。」
先生とこんなお話しした方、いませんか?
太りすぎは体にこんな影響を与えます
・循環器系や呼吸器系に負担がかかる
・関節に負担がかかる
・ヘルニアになる危険性が増す
・糖尿病や脂肪肝など、一生治療が必要な病気にかかりやすくなる
太っているのか、または痩せているのかを判断するには?
体重・・・一般的には1歳のときの体重が理想の体重といわれています。その時の体重と比較してみましょう
※去勢・避妊手術の有無や犬種などにより個体差があるので、大体の目安です
体型・・・ウエストのくびれがあるか、肋骨が触れるかが判断材料になります。
背中を真上から見たときに腰のくびれが適度にあること。
体の側面を触ったとき、わずかな脂肪があり、肋骨に触れること。これが理想の体型
です。
背骨が浮き出て、皮膚の下にすぐに肋骨が触れる場合は、痩せすぎです。ご飯を増やしてみましょう。
病気が原因となっていることも考えられます。
逆に、ウエストにくびれがなく、頑張らないと背骨や肋骨に触れない場合は太りすぎです。
ダイエットは太った段階で始めるのではなく、少し太ったかな?と思い始めた時点で始めるのが当然簡単ですし、動物さんたちの負担も少なくて済みます
どのようにダイエットをすればよいのでしょうか?
ダイエットといえば運動と考えがちですが、実は運動でダイエットをするのはとても大変です。
適度な運動は必要ではありますが、すでに体に負担を抱えている子たちには逆効果となり、症状を悪化させる原因となります
お勧めするのは、食餌のコントロールによるダイエットです。
おやつを減らす。
お話を聞くと、太った原因がおやつにあることがとても多いです。
突然おやつを全くなしにするのが難しければ、一回のおやつを半分の大きさにしたり、
回数を減らすところから始めましょう。
食餌の回数を増やす。
1日の食餌の量は変えずに、2回を3回に分けることにより空腹となる時間が短くなり、
消化吸収が緩やかになります。
食餌の1回量を減らす。
フードに袋に書かれている給与量はあくまでも目安です。その量から3割は増減させて
同じ体重でも犬種や年齢、運動量や去勢・避妊の有無が違えば、エネルギーの消費率もそれぞれです。
調度良い給与量をみつけます。
フードの種類を変える
ご飯を低カロリーのものに変えます
ご飯の種類は、普段食べている一般食の低カロリーフードから、減量を目的とした療法食など、種類は様々です。ちょっとぽっちゃりをすっきりさせたい。体の為にがっつりダイエットをさせたい。目標に合わせて使い分けます。
人と同じく劇的なダイエットは、体に負担をかけます。
また、動物さんの体はもともと小さいので、数字でみると減ってるのか減ってないのか分からないこともありますね。
ですが、健康的に痩せる為には、根気よく続けることが大切です。
うちの子が現在どの段階で、どのような食事コントロールをしたらよいかわからないときは、ご相談ください。
それぞれの子にあったダイエット法を一緒に見つけていきましょう。