こんにちは。
看護師の南雲です
毎日暑い日が続きますね![]()
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先日ビアガーデンにいって夏を満喫してきました![]()
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今回は 「外耳炎」 についてのおはなしです
まず、外耳とは何でしょう。
耳は 外耳・中耳・内耳 からなります。
耳の入り口から鼓膜までの間を外耳といい、鼓膜のさらに奥のことを中耳、内耳といいます。
外耳炎とは、外耳に炎症が起こった状態のことをいいます。
外耳炎は様々な原因からおきます。
主な原因は、耳の構造、犬種・猫種、アレルギー、季節、風通しの悪さ などがあげられます。
たれ耳や皮膚の弱い子、脂症の子、高齢などで免疫力がおちている子がかかりやすいです。
とくに
今の季節はむし暑い気候で耳の中が蒸れて、元々いるカビが異常に増えてしまったり、細菌のバランスが悪くなってしまいます。
他にも、まれですが、耳に異物が入ることによって外耳炎になってしまうこともあります。
異物の例は、昆虫や植物の種などです。
外耳炎を放っておくと...
痒みの激しい場合はかきむしってしまい、皮膚を傷つけてしまいます。
皮膚を傷つけることによって二次的に細菌感染をひきおこしてしまい、治りが遅くなってしまいます。
かいたり耳をふったりしているうちに耳の毛細血管がきれ、耳介(耳の中ではなく外側)に血がたまる「耳血腫」になってしまうこともあります。
耳を異様に痒がる
耳がにおう
茶色や黒っぽい耳垢がでる
こんな症状が見られたら、病院に連れてきてください。
とくに、一度外耳炎になると皮膚が弱くなり、再発しやすくなります。
しっかり治してあげないと長引くことになり、痛みで耳をさわらせてくれなくなってしまう子もいますので、様子見せずにつれてきてください。
おうちでの耳掃除の方法![]()
犬や猫の耳道はL字に曲がっており、奥までお掃除しようとすると汚れを押し込んでしまうことがあります。
おうちで奥までお掃除するのは危険ですので、見える範囲までにしましょう。
めんぼうを利用しても良いですが、硬すぎると傷つけてしまう可能性があります。
赤ちゃん用やペット用のやわらかいものをお使いください。
指にコットンをまいてふきとるだけでもいいですよ。
ただ、お掃除を毎日のように続けると、耳の皮膚が弱くなり外耳炎にかかりやすくなってしまいます。
耳の中を見てみて汚れがあるときだけでよいです。
用意ができればイヤークリーナーをつかってあげると良いでしょう。
生後2ヶ月半(推定)。
おとこのこ
しっぽが短くて曲がってます。
きてすぐは怒っていたけれど、少しずつ人に慣れてきて、
今ではなでるとのどをごろごろならすようになりました。
おもちゃが大好きで一人でも遊んでいます。
興味のある方は当院受付へお申し出ください![]()
