AIで描く人物って、どうも美形すぎ・整い好きで現実味が薄れます。
「ちょいブサ」指定って、ぐっと人間らしくする妙薬みたいなものですね
写真風の生成だと、輪郭や肌の質感が整いすぎて“完璧美形のフェイス”に
なりやすい。人の視覚はそこに微妙な違和感を感じ取って、
「あ、これAIだな、本物の人ではないゾ」と思うわけです。
リアリティを出すための工夫としては、例えばこんな調整があります:
-
左右非対称の導入 眉や瞳の高さ、唇の左右バランスをわずかにずらす。人間の顔は完璧に左右対称ではありません。普通は左が魅力的になります。
-
小さな“欠点”の追加 ランダムなほくろ、シワ(おばあちゃんの深い皺ではなく、子供の自然なうっすらシワ)、かなり薄めのクマ、遊んで乱れたり汗で張り付いた髪。口元に付着したお菓子の細かいカス。兄弟喧嘩の傷やカサブタ、これらは「生活感」を帯びます。
-
肌質の揺らぎ 均一な肌ではなく、わずかに赤みや影のむらを混ぜることで、既製のキッズモデル感が薄れます。
-
写真枠にピッタリではなくセンターからズレるなど、素人が撮った感じ。
いわば「不完全のデザイン」が、見る人の脳に“本物”と認識させる鍵なんですよ。
不気味の谷 という言葉も、興味あったら調べて下さい。
今回話しているのは、不気味の谷を越えて、可愛く見えるようになったけど、
さらに山を登り過ぎて不気味(整い過ぎ)になったから、今度はチョイブサで、わざと品質を落とそうって話だけどね。(ややこしい)
ですが今回試してみたら、なぜかAIに弾かれました。
規定で書けません、と意地悪を言うんだよな。なんだよ、それ。
仕方なく、レンズ関係を中心に規定に引っかからないようにプロンプト描いた。
1枚目プロンプト(プロ撮り)
3~4歳くらいのミドルヘアの日本人の女の子が、
夏の公園で(これこれこんな服)で楽しく遊ぶポートレート。
経験豊富な写真家が、高級単焦点レンズとフルサイズ一眼レフを使い、
マニュアル設定で撮影。 柔らかな自然光、背景は大きくボケて人物が浮き立つ。
細部までシャープで、色彩と階調が緻密に調整されている。
2枚目プロンプト(ママ撮り)
1枚と同じ子同じ服装同じ場所、など基本情報はそのまま引き継ぐ。
素人のお母さんが日常的にパッと撮ったスナップのような感じ。
自然でラフな日常スナップで、笑う瞬間を逃さず撮った感じ。
安価なズームレンズやスマホカメラで撮影して柔らかい描写。
オート設定任せで、やや甘い描写や軽い光量落ちも許容。
水平がほんの少し傾いたり、軽い手ブレや被写体ブレを残す。
背景の生活感(遊具や人の一部)をそのまま写し込む。
逆光で少し白飛びも許容。色温度が暖色寄りになっても補正しすぎず。
なるほど、一見ほとんど変わらずだが、ハッキリ変わったと解るのは、
2枚目のママ撮りは、顔色がより自然に赤身が増して健康的になったのと、
2枚目のママ撮りは、より笑顔が大きくなった事かな。
1枚目はプロ撮影なので、やはりモデルとして美白に撮ろうとするのかな。
でも どことなく、知らない男性カメラマンで少し緊張してるように見える
二枚目はママが撮るから、きっと、より楽しそうな笑顔なんだね。
そこまで計算してるなんて、生成AIってなんて凄いんだ!
チャットGPT5、これからもお世話になります。