⚡中途半端では眠くなるだけ

車の運転と同様に、チンタラ動いていては集中力が切れ、事故も起こりやすい。リーダーも全力で走るからこそ、緊張感が保たれる。時速60キロ程度のペースでは油断が生じる。120〜150キロで猛進する覚悟があれば、周囲の忠告もかえって信念の証となる。

💡リーダー像と若者へのエール

若い人には、自ら本気の姿を見せることで「仕事に対して真剣に向き合うとは何か」を伝えるべきだと語る。強い意志をもって先頭を切る人にこそ、周囲も信頼を寄せ、ついてくる。

🧠仕事は存在証明の手段

安藤氏は「天職」をそれほど意識せずとも、納得できる仕事を重ねて前へ進むことを大切にしている。ふと浮かんだイメージがカタチになっていく瞬間、人生の手応えを感じるという。

💎出合った仕事にこそ価値が宿る

「住吉の長屋」(日本建築学会賞受賞作)は、延べ床面積わずか20坪。それでも誇れる仕事にしたという実例。大きさよりも、その仕事にどれだけ真摯に向き合えるかが重要だ。

🌱地道な努力が“宝”を育てる

仕事のオファーは多く来る。しかし、目の前にチャンスがあっても活かせない人は少なくない。大切なのは与えられた仕事を「良いもの」に育て上げる気構え。

🏠安藤忠雄(建築家)のプロフィール

大阪府生まれ。独学で建築を学び、世界的な評価を得た建築家。代表作に「住吉の長屋」「光の教会」など。公式サイト:https://www.tadao-ando.com/

こぼれ話:仕事に命を吹き込む瞬間

1つ目:安藤氏は設計前に敷地に泊まり込み、土地の「声」を聴くことがある。その時間が建築の核になることも。

2つ目:海外のクライアントに「和風の建築」を頼まれた際、わざと現代的な空間に和を取り入れるなど、逆転の発想で差別化を図った。

ちょっと おしゃべり:スピード違反って実は…

現実の車の運転ではスピードオーバーは危険ですが、仕事においては“限界を超えるスピード感”が突破口になる場合も。ちなみに、世界最速のジェットコースターは時速240キロ。全力疾走してる気分、味わってみるのも一興かも。

 

 

プリツカー賞は、「建築界のノーベル賞」とも称される、世界で最も権威のある建築賞のひとつです。1979年にハイアット財団が設立し、革新的で社会的に意義深い建築を創り出した建築家に贈られます。審査基準では建築そのものの美しさだけでなく、その文化的、社会的な影響も重要視されています。

日本人の受賞者も多く、丹下健三、安藤忠雄、妹島和世+西沢立衛(SANAA)など、9名が名を連ねています。今年は、中国人建築家の劉家琨氏が受賞し、地域文化と現代性を融合させたデザインが高く評価されています

 

 

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