こんにちは、レイです。
私の今回の出産レポートです。
初の妊娠では、妊娠高血圧症候群になってしまい、緊急入院&そのまま出産、となりました。
その時の経緯を踏まえて出産までの流れを書いておきます。
【23日】
緊急入院
【24日】
病院で安静に。
【25日】
陣痛促進剤で、陣痛を誘発させることに。
LDR室に入る。
8時にバルーン挿入(挿入時1cm)&陣痛促進剤
陣痛促進剤は0.2mlから始める(マックス4.8ml/h)
バルーン抜ける(3センチ弱)
全然陣痛が起こらず、このまま、点滴をしつつ一晩を過ごすことに。
この時点では全然お腹も痛くなくて、
ひたすら咳が出る→ その都度、少量の失禁 → 尿もれパッドの取り替えのために、血圧の装置を外してもらって点滴しながらLDR室のトイレに、
ということの繰り返し。
【26日】
■1時半 陣痛始まり
■2時 血圧が高くなっため点滴。
痙攣を抑える薬らしい。
陣痛めちゃくちゃきつい。
夜間から担当の助産師さんが交代したけど、この助産師さんが、やばかった。
陣痛が始まってもLDR室に見に来ないし、14時ぐらいになってようやく血圧が上がりだしていることに気づいて慌てて点滴を打ち始めたのだけど、「お腹が痛いです……」と言っても、「陣痛ですから(痛いのは当たり前)」みたいな返事。
血圧のことで頭にいっぱいになって、私のことは二の次になってた。
しかも点滴の注射を打つのに2回も失敗して、10日経った今でも、内出血の痕が残っています。
トイレに行きたくてナースコールを押して呼んだときに来た他のスタッフさんは、背中を擦ったりして陣痛の痛みを和らげようとしてくれたのにそういうこともしてくれず、点滴を打ったら、そのままLDR室を出ていき、呼ばないと来てくれない。
血圧が高くて無痛分娩になるかも、ってことだったんですけど、いつ麻酔を打つんだ!?こんなに痛いのに!?と気になって
「これからどうなるんですか(苦しげ)」
と尋ねるも
「おさんが始まります」
と返答。
そんなんわかってるわ!!!
この痛みは出産の始まりのナニモノでもないわ!!
ってか、私が何のために、この部屋(LDR室)にいると思っているのさ!
やばい、この助産師!と認識を新たに。
夜間の担当医も無痛分娩ができる大学病院の先生だと聞いていたので安心していたのに、この助産師さんは、5時頃に苦しんでいる私に
「7時に診察しますので」
と回答。
え!?何で7時に診察なのさ!?
陣痛きてもう3時間以上経っているし、今状況を確認するぐらいないの!?
と苦しみもがく私。
そういえば、この助産師からは一度も、「頑張ってください」「もう少しですよ」とかそんな励ましの言葉を貰ってないですね……
なんていうか、自分の仕事に精一杯って感じ。
結局、宣言通り、7時10分に診察。
子宮口が4cm開いているとのこと。
8時に担当医が出社?するので、そのときに麻酔をしますとのこと。
「引き継ぎでは子宮口は3cm弱と聞いていたのにもう4cm開いているんですねぇ!」
と。
いやいやいや、引き継ぎしたの21時ぐらいでしたやん!
それから何時間経っていると思うのさ!?
1cmくらいは開いているでしょ!?
何で自分で確認しようとしなかったのさ!
4cm開いていたら麻酔を打つと聞いていたので、正直、この助産師さんには不信感しかなかったです。
その後、時間が来たから、と日中の担当の助産師さんと交代したので、あ、この夜間担当の助産師さんは、夜間の時間に産ませる気はなかったんたなー、ひたすら時間が過ぎるのを待っていたんだなー、と思った次第。
後々思ったのですけど、もっと早く麻酔を打ってもらったら、私の血圧はここまで上がらなかったんじゃないかしら?と。
勿論素人考えなので、なんとも言えませんが。
陣痛始まって6時間は経たないと麻酔を打てなかったのかもしれません。
もっと、助産師さんから、きちんとした説明があれば私も納得はいったかもしれないのに、と思うのですが。
■8時 麻酔 5分で効く
8時に先生がいらっしゃって、背中より麻酔。
びっくりするほど、痛みは消えてホッとしましたが、赤ちゃんが降りてくる動きに若干痛みを覚え、助産師さんに伝える。
「膣付近は感覚があるものですよー」と言われる。
■10時ごろ 痛みがまた出てくる。
左の足の付け根部分に痛みが。
麻酔を追加しても体を動かしても効き目なし。
背中の真ん中に麻酔を打つので、部分的に効きにくいところもあるらしい。
横向きになったりして、麻酔が効くようにしてもらったのだけど、効かず。
痛みとしては耐えられないほどでもないから、仕方ない!と思っていたけど、だんだん痛みが酷くなり、一番陣痛で痛いときと変わらない痛みが、左足の付け根からしてくる。
それと同じタイミングで膣口付近のお腹も痛みが。こちらはまだ耐えられそうな痛み。
午後すぎに出産になるだろうとのこと。
場合によっては帝王切開もあるかもしれない、と助産師さんから。
そのため、水を飲むのも控えることになる。
■11時50分 おじいちゃん先生の指示で、1,2時間の効果の麻酔を追加。
子宮口は全開で、あとはいきむだけなんだけど、血圧が上昇し過ぎていきませるとまずい。
この時点で血圧の上の値は180をこえていたみたい。
鉗子分娩で取り出す必要があると助産師さんが判断し、今動ける医師を呼ぶ。
午前中は担当医が外来の診察だったので、このおじいちゃん先生が出産を受け持つことになるかと思ったけど、13時に担当医が上がってくるから、おじいちゃん先生は様子を見て指示出しだけだった。
鉗子分娩をすることになるが、先生と助産師の会話だと鉗子分娩だと裂傷は避けられないから、縫合が必要になるみたい。
私「鉗子分娩って痛いんですか」
助産師「今の陣痛と同じぐらいですよ」
30分くらいで足の付け根部分の痛みが収まるも、13時前にはまた痛みがぶり返す!!
麻酔が切れた!
早いよ!
先生来るのまだ!?
その間、助産師さんは、陣痛がくるたびに息を穏やかに吸って吐く私の様子を見て「上手上手!その調子!頑張って!」と優しく励ます。
夜の助産師さんと大違い!!
子宮近くをぐりぐりとして、膣口付近の痛みを和らげてくれました。
■13時5分 担当医登場
鉗子分娩。
子宮頸管裂傷&会陰裂傷縫合。
13時19分には無事出産。
わずか14分で分娩できたのですがこの十数分が辛かった!
麻酔が全然きいてなくて、取り出されるとき、超絶痛かったです。
お腹のハリに合わせて息を吐き、そのタイミングで引っ張るのですが、数回その行為を繰り返して、痛いよーーー!裂けるぅーーー!一気にやってぇーーー!って感じでした。
ドバーッと血が流れるのもわかっちゃいました。
絶対麻酔効いてない!
麻酔が効いた状態の陣痛と同じぐらいの痛みって絶対嘘!!!
陣痛より痛すぎるぅぅぅーーー
最後、助産師さんから「下見て!赤ちゃんを取り出しますよ!」
と言われ、流血状態の下半身を見るのが怖くて、目を逸らしたくなったのですけど、見ました!
赤ちゃんを取り上げてもらう瞬間を見ることができました!
それから40分かけて縫合。
てっきり会陰のみ裂けたと思っていたのですが子宮頸管も裂けていて、すごく長かったです。
そのあと、14時15分に夫が来て、30分のみ面談。(コロナ渦のため)
母乳を吸わせる。(ちょこっと滲み出る程度ですが出ました!)
それから、17時には、個室に移動するはずでしたが、助産師さんの話もうとうとしながら聞いていた私に気の毒に思ったのか、LDR室で分娩をしたその椅子の上で19時迄休ませてもらいました。
超絶爆睡でした😅
というのも、25日は4時間しか寝ていなかった上、26日は一晩中陣痛で苦しんでいたので、ものすごく睡眠不足だったんですよね。
実は、麻酔が切れて陣痛の痛みがぶり返したときも、陣痛が来る合間の数分はたまにうとうとしてたし、縫合時も痛いのにまれに痛みが落ち着く頃に寝ていたりしてたんてすよね💦
我ながらこの痛みの最中、よく寝られるなーって感じでした。
助産師さんからも、あとでツッコミを入れられましたけど💦
19時には食事をとって、個室に移動したのですが、足腰がまったく役に立たず、立てなくて車椅子での移動でした。
夜中の一時ぐらいに点滴の棒を支えにしながらようやく立ち上がれるように。
私の症状が落ち着いたのち、個室から大部屋へ移動したのですが、そこで同室の方と話していて感じたのが、分娩を担当する助産師さんがいかにキーとなるか!
25日~26日にかけて、3人の助産師さんが交代で担当してくださいましたが、いずれも若い方でしたが、とにかく夜間の助産師さんが酷かった。
最終的な分娩に立ち会った助産師さんはちょっときつめな感じでしたが、私の出産状況から次にどうすべきかを自分で判断し、医師に次の指示を仰ぎ、なおかつ出産間際には私をとにかく励まし痛みを和らげるよう頑張ってくださいました。
血圧が本当に高くなりすぎてヤバイ状況だったのですが、冷静に判断しててきぱきしてくださったので、本当に感謝しかないです。
出産後は、超絶いたわってくださりました
助産師さんって本当に大変な仕事なんだなぁ、と尊敬してしまいました。
以上、出産レポでした!
あと、惚気を一つ。
11時50分頃、だいたい出産の時間にめどが立った時、勤務中の夫に、14時頃にくれば大丈夫だよ!と電話をしたのですが。
その直後にLINEが来てました。
動画です。
前日25日の夜に自室で撮ったらしきメッセージ動画。
「明日は出産頑張ってね」
という内容の自撮り動画でした。
もう、なんて素敵な旦那様!! 苦しかったけどちょっと嬉しかったです。
うっかり助産師さんに音声を聞かれて、「素敵なご主人!!」と言われちゃいました