こんにちは、レイです。


昨日、大学病院で、NIPTを受けてきました。

NIPTは受けるかどうかは、散々悩みました。


夫は、できる検査は全てやりたい。

私は、陽性だったら、せっかく授かった命なのに、妊娠継続について悩むことになるかもしれないのが嫌だったので、やりたくない、という気持ちでした。


ただ、ネットで色々調べるうちに、もし仮に陽性だったら出産前にいろいろ調べられるし出産準備に役立つかもしれないな、と思うに至りました。

夫は、陽性の場合の妊娠継続については判断は保留でしたが。


検査を受けるに当たり、その前日の夜は気がそぞろで、結局一時間しか寝られませんでした。

単に日曜日の昼に爆睡してしまったせいもあるんですけどニヤニヤ



今回受けるNIPTでは、13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー(ダウン症)の染色体疾患しか判断できません。

土曜日に受けた遺伝カウンセリングによると、13トリソミー、18トリソミーについては、重篤な赤ちゃんが多く、一年以内で亡くなることが多いそうです。

ダウン症については、個人差が大きいようですが、60歳まで育つことも。出産時に43歳だと確率的には30人に一人とか、28人に一人とか、それぐらいの割合になるみたいです。


可能性としてはダウン症が一番高そうだな、と思って、明け方まで、ダウン症の子を育てている方のブログとかインタビューを読んでいました。

離婚に至った家庭もあったようですが、幸せな日々を送っている記事を読んだり。


私は、小学校の頃のクラスメイトに、ダウン症の子がいました。彼女は小学校卒業後は養護学校に進み、私も他県に転校したこともあって、彼女とは卒業後は音信不通になってましたけど。

その子と仲が良かったよなー、と思い出したり。


NIPT→羊水検査の結果、陽性が判明し、妊娠を断念した方の辛い気持ちを吐露した記事も読みました。


そんなこんなで、様々な情報を読みながら、一晩過ごして、昨日、大学病院に行きました。



先週土曜日、遺伝カウンセリングを他の病院で受けていたので、当日は私一人で紹介状を持って病院に行きました。


女医さんから問診と再度NIPTに関する説明を受けました。


もし、NIPTで陰性と出た場合は、陰性率は限りなく高いそうで、一万人に一人ぐらいの割合で偽陰性のこともあるそうです。

陽性の場合は、年齢によって確率が大きく変わるようですが、ダウン症だと3%ぐらい、13や17トリソミーだと、それよりももっと高い割合で、偽陽性となるそうです。

ですので、NIPTで陽性となったとしても、確定的な診断ではないので、そのときには大学病院で羊水検査を無料で受けられるとのことでした。

今回の費用の19万8000円には、羊水検査の費用も込みとのこと。



羊水検査でも陽性だった場合、妊娠を継続するとするなら、今出産を予約している病院でも出産は可能か?と質問をしたのですが、13トリソミーや18トリソミーだと個人病院だと厳しく、ダウン症については症状次第になるとのことでした。


そして、もし、陽性でも妊娠を継続するつもりなら、こんな高い検査を受けなくても出産後に安くで検査が受けられるよ?と、言われたり。

それなら、検査代に費やすよりも赤ちゃんの洋服を買ってあげた方がいいよ?と、言われちゃいました。


いやいや、ここに来るまで散々悩んだんですから!私の気持ちはともかく、夫はどう結論付けるかわかりませんから!場合によっては断念した方がいい、となるかもしれませんし!


NIPTが中絶を前提とした検査であるようなニュアンスに、若干モヤっときたり。

NIPTは、命の選別ではなかったんじゃないの?染色体に異常がある子と判明しても、出産前に心構えができる、ってのを理念にしていたはず。

実際、陽性となった時、97%の夫婦が妊娠継続を断念するらしいので、実態は違う使われ方をしているのかもしれないんですけど。



と、モヤっとしつつも、検査を受ける意思をお伝え。


検査結果は1〜2週間後。

夫婦揃って検査結果を聞かないといけません。

夫は平日は仕事が休みにくいので、一人ではだめかとか聞いてみたんですけど、やっぱりダメとのこと。

できるだけ、ご主人の都合のいい日程に合わせますので……と言ってくれたのですが、平日の9時〜5時ってちょっと厳しそう。

夫には頑張って有給をとってもらうことになりそうです。



採血前に、お腹の上からエコーをして、赤ちゃんのチェック。

CRLは48.9mm。土曜日の診察時には、39.9mmだったので、えぇっ!?ポーンってなりましたが、図り方によって違っちゃってきてるんですかね?

11w2dの週数相当と言われたので、まあいいのかと。


二本採血して、検査終了。


検査後、会計待ちで、総合受付の前で座っていたところ。

ちょうど私の席の前に、幼児連れの若い二人組が座りました。

お父さんらしき方がお子さんを抱きかかえていました。

お子さんの容貌がダウン症の特徴を持っていました。

軽くうなるような声を出していたのですが、とても可愛かったです照れ