虹の橋 | るりのつき

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日々感じたこと、趣味などの他、大好きな硝子作品や、とんぼ玉について書かせていただきたいと思います。




昨年の1月、「子宮蓄膿症」で大手術をして、その後魔の三日間の時間を経て


大病を乗り切ったと思っていた、わんこのお姉ちゃんですが、


その時、腸からたんぱく質が漏れている病気がわかり、


昨年以来、二週間に一度、動物病院に通っていました。


昨年の12月に後ろ足が動かなくなったので


時間外でしたが、動物病院の先生に診ていただきました。


その時の血液検査の数値のいろいろな項目がメチャメチャでした。


そして、後に腎臓からもタンパク質か漏れていることがわかり、


わんこのお姉ちゃんの命は、もう長くないと宣告されました。


つまり、腎不全を発病してしまったのでした。


今年の三月までは、


二週間に一度の血液検査の結果も悪くなく、


先々週の4月の11日(土)iに行った血液検査でクレアチンの


値(腎不全には必須の項目です)が基準値を超えて5.3と高く、


尿素窒素は、高くて測りきれない数値が出ました。


お医者さまは、「よくこの状態で食事を取れている」ということに


驚いたようでした。


「この子の場合、下痢や吐く症状が出たら、すぐに連れてきてください」


と言われたのですが、その日の土曜日の夜と


日曜日の夜に二回吐いたので、


13日(月)に動物病院に連れて行き、入院の手続きをしました。


先生曰く、「必ずしも回復するとは限らない」と仰った上で、


「でも十分賭ける価値はあると思います」とのことでした。


14日(火)に動物病院に電話した所


点滴をしたら猫カンなどやd.b.fなどの缶詰類食事をできるようになったとのことで、


いったん、家に帰宅させたらどうかという話になりました。


次の日から連休をわたしは、取ることになっていました。


翌日の15日(水)、入院している子の面会時間の3時ジャストに病院へ行ったら


14日(火)の晩、食べたものを吐いてしまったので、


膵炎の検査をしたら、膵炎も発症していることがわかりました。


「何とか、膵炎だけでも押さえられるようにしてください」とお話ししました。


木曜、金曜と、面会時間に面会に行きました。


17日(金)の面会の時、病院でももう、回復の見込みはないので、


あとは、お母さん(わたしのことです)との時間を大事にしてくださいと


いうことでした。


その時点でもう食事を食べることは、できなくなっていました。


退院は、本来は18日(土)の予定でした。


残された時間をわたしと過ごせるようにと、配慮してくださった結果だと思います。


19日(日)、その日は予定があって、一日だけ会社へ出社でした。


家にいるわんこのお姉ちゃんのことばかり考えていました。


20日(月)も動物病院へ行き、吐き気止めと下痢止めの注射と


補液を打っていただきました。


20日(月)の夜7時位から、様子がおかしくなってきました。


いつもと変わらないわたしの部屋で何もないのに、


クルクルと部屋の中を二時間近く歩き回っていたのです。


名前を何回も呼んだのですが、そのことを認識できない様子でした。


(後にお医者さまから、もうこの段階で能の血管が切れてしまっていたのだろうと伺いました)


その夜、夜中の三時位から、痙攣のような発作を何回も繰り返しました。


あまりに症状がひどく、痙攣の発作は、翌日の21日の午前9時ころまで続きました。


この状態で動かすことは、危険だと思ったわたしは、


翌日の21日(火)の9時30分に入れてあった


動物病院の予約のキャンセルの電話をかけたら、


午後の診療外の時間なら空いているから往診してくださるとのことでした。


痙攣の発作の状態からしばらく落ち着いたのが、この日の午後11時頃


だったので、もう助からないことはわかっていたのですか、


動物病院へ11時30分頃連れて行き


せめて吐き気とめと下痢とめと、補液だけはしていただきました。


少しでも、症状が楽になったらいいという願いからでした。


その時にお医者さまから、


「今日か明日までの命だと思います」と言われました。


帰宅後、ごはんは食べなかったものの、水だけはなんとか飲んでくれました。


その後、下痢とめの注射をしたにもかかわらず、


大量の下痢をしました。


おそらく、肛門の筋力がもうなくなったためだと思います。


そして、夜中から呼吸が荒くなり、ぐったりとして、もうわずかしか動けなく


なりました。


それでも、動けなくなった体で、わたしのお腹の上まで何とか体を


動かして、飛び乗ってきました。


そして、22日(水)午前9時30分ころ。


突然、手足を前後に突っ張らせて、痙攣したまま、


二度と、動かなくなりました。。。


わたしの腕の中で息を引き取りました。


動物病院に予約をその日も入れてあったので、電話をとたら


担当医の先生がお電話を代わってくださり、


「実は、昨日の段階で、僕、心の中でお別れを言ったんです」


と仰っていただきました。


後日、ご挨拶にお伺いする約束をして、電話を切りました。


次に電話をかけたのは、


以前飼っていたわんこのお兄ちゃん(この子は15歳の寿命まで生きていてくれました。)


の葬儀をしていただいた葬儀屋さんです。


翌日23日(木)の10時からお葬式をあげることになりました。



その後、亡くなると、筋力が無くなり、おしっことうんちが体から


排出されるので、体がひどく汚れます。


お風呂場へ行き、わんこのお姉ちゃんの体を綺麗に洗って


ドライヤーをかけて体を清めました。


葬儀屋の方からお花を用意するように言われていたので、


その後、お花を買いに行きました。


その他に用意するものとして、普段食べていたご飯と、バスタオルを指示されました。


2日間貫徹だったため、その日は昼から夜までさすがに睡眠をとりました。


その日の夜は、わんこのお姉ちゃんと最後のお別れをするため、


わたしのベットの上にわんこのお姉ちゃんのベットを置いて一緒に眠りました。


翌日、23日(木)、


月曜日以来、お風呂に入っていなかったので、


まず、お風呂に入りました。


(お風呂に入っている時に亡くなったら嫌なのでお風呂に入っていなかったのです)


午前10時。


葬儀屋の方に車で迎えに来ていただきました。


ちょっと田舎で辺鄙な所にあるのですが、凄く雰囲気の良い


ペット霊園なのです。


以前飼っていたわんこのお兄ちゃんの時もそうでしたが、


小さなカプセル方の容器が販売されていて、飼っていたペットの


遺骨を入れられるようになっています。


火葬が終わり、お骨を骨壺に入れる時に、そのカプセルに入れる


遺骨を選びました。


残りの遺骨は、永代供養として、ペットの共同墓地に埋葬しました。


愛する子とのお別れは、胸がつぶれるほど苦しいものですね。


よく、亡くなったペットの子は「虹の橋」の麓で


自由に動かせる体で、同じ仲間達と遊びながら、


飼い主が亡くなると、走って来て、迎えに来てくれ、


そこで再会を果たした飼い主とペットは、虹の橋を渡って天国へ行くといいます。


そこには、二度と別れがありません。


「虹の橋」   you tubeより


        ダウン



https://www.youtube.com/watch?v=gyorTm7tAoc


まだ、7歳と三カ月しかたっていないのに、


昨年、生死の堺をさまよう病気にかかり、やっと助かったのに。。。


という、無念さでいっぱいです。


それでも、


生まれて来てくれて、ありがとう。


我が家に、わたしの手元に来てくれてありがとう。


愛情たっぷり、フレンドリーで、いたずら好きで何をやらかすか予測できない子でした。


何より、君と過ごすことができて、愛情と笑いと明るさを沢山もらいました。


手のかかる子でしたけど(病気以外に、主にいたずらで)



この気持ちを忘れたくない、ずっとあの子に感謝して生きていきたい、



という、感謝の気持ちでいっぱいです。


以前亡くなった、わんこのお兄ちゃんの時は、会社に行っている最中に


亡くなっていましたので、わんこのお姉ちゃんの時は、


最後まで、見ているのがつらかったけど、看取ることができたのも、大きな


救いとなりました。


先日まで、「アメンバー限定」のブログばかり書いておりましたが、


一般の方々に見ていただく


ブログを書くと、わんこのお姉ちゃんの闘病記になりそうでしたので、


わんこのお姉ちゃんが病気の間は、ブログを書くのを


差し控えておりました。


ネガティブな内容になりそうだったからです。


(このブログの文章も闘病記のような内容ですが。。。)


あと、少々内容がプライベートなものもありましたので。。。


「アメンバー限定記事」ばかりになってしまいました。





今現在、わんこのお姉ちゃんが「虹の橋」の麓で病気のない体で元気に


いろいろな動物の仲間と楽しく走り回っていますように。。。、


というのが、今のわたしの願いです。


「虹の橋」の物語を産み出された方へ、限りない感謝の意を込めて。。。



きっと、様々な方がこの物語の存在によって精神的に救われていると


思っております。


追記・このブログの内容は、4月24日の


「アメンバー限定記事」の「わんこのお姉ちゃん」


の文章に少々、削除と追加を加えたものです。


追記日時・5月3日午後15時44分




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