皆さまこんにちは。

 

私事ですが…

日本の古代と呼ばれる時代にとても興味がありまして…

中でも日本神話(『古事記』)の世界観が好きなので、色んな本を読みました。

宝塚の作品の中では、

『MAHOROBA-遥か彼方YAMATO-』

も大好きです。

(~大和時代、飛鳥時代、奈良時代、平安時代なども好き)

 

 

  期待が膨らむ、にぎたつの…

 

そんな日本の古代にあたる飛鳥時代を舞台にした極美慎さん主演の作品、

配役が出ましたね✨️

 

『にぎたつの海に月出づ』

バウホール

 

…箱小っさ💦💦💦!

こちら、娘の大学入試真っ最中なので遠征は不可…

と、考えるまでもなくチケ難必至のこの公演。観た〜い😭✨️✨️✨️

…けど我慢我慢我慢…💧

(当然『ANTHEM』のチケットも申し込まず我慢したから〜😢)

 

妄想するのは自由なので、想像を膨らませていたら、あらら?

そっか、額田王はいないのね😅

 

 

◆宝塚ホームページより

 

幻想秘抄

『にぎたつの海に月出づ』

作・演出/平松 結有

2025年1月24日(金)~2月4日(火)

 

「熟田津(にぎたつ)に

 船乗りせむと月待てば

 潮もかなひぬ

 今は漕ぎ出でな」

 

時は飛鳥時代。

朝鮮では、百済が新羅に攻められていた。大和の女帝・斉明天皇は、百済を救うため援軍を出すことを決意する。

熟田津から出航する船を見送る彼女の心を詠んだこの歌。

世に言う「白村江の戦い」だが、大和軍は惨敗したのであった。

彼女はなぜ戦うことを選んだのか…。


遡ること数十年前、百済の留学生・智積(ちしゃく)は仏教を広めるために、大和にやってきた。

学堂を開き、大和の娘・寶皇女(たからのひめみこ)に出会う。

彼女こそ、のちの斉明天皇


幼い息子を亡くし夫と離縁したは、学堂で懸命に学び、智積はその優しさで彼女の心の傷を癒していく。

やがて二人は惹かれあい、恋におちてゆくが、歴史の渦は彼らを放ってはおかなかった。

百済を利用して勢力をのばそうとする蘇我氏、蘇我から国を守ろうとする推古天皇、ひそかにを想う田村皇子⸺さまざまな思惑によって、引き裂かれる智積

愛する人を奪われた智積は、何を思い、どう生きるのか。

 

万葉集に残された一首の歌をモチーフに、一人の百済人青年の、歴史に語られない物語を紡ぎ出す。

 

 

百済の留学生、極美慎さん。

う〜ん🎶なんだか作品中の色んな装束も想像できてしまうから不思議です。

 

 

  歌を紐解く…

 

この作品の題材とされている歌について、調べてみると…

 

 

 熟田津に

 船ふな乗のりせむと

 月待てば

 潮しほもかなひぬ

 今は漕こぎ出いでな

(『新編日本古典文学全集6 萬葉集①』

 小学館) 

 

 熟田津で

 船出をしようとして

 月の出を待っていると

 潮も満ちてきた

 さあ、今こそ漕ぎ出そう

 

万葉を代表する歌人、額田王の作品。

額田王の和歌は教科書などでよく取り上げられているので、聞いたことのある人が多いのではないでしょうか。

 

斉明七(661)年正月、中大兄皇子(後の天智天皇)の軍が、唐・新羅しらぎの連合軍と戦う百済くだらを援護するために、飛鳥あすかから北九州へ向かいました。

この歌は、その途中で伊予(愛媛県)の熟田津という土地に立ち寄ったときに詠まれたと考えられています。

そろって船出を待つ大勢の軍。

月が出て潮が満ち、いざ出航という場面です。声に出して読んでみると、歌の言葉に込められた戦勝への祈り、いざ進まんという力強い意志を感じます。

 

天皇に仕え、神事に携わり、職業的な歌人でもあったといわれる額田王。

この和歌は、斉明天皇の歌として額田王が代作したものだという説もあります。

 

 

…という記述があり、こちら↓の情報にも「額田王」の名前。

 

 

昨日の配役発表より前に調べてこの記事を下書きしていたので、

額田王(額田女王)のお役があるかな?

と期待していたら…無かった〜😓

 

あらすじにはあまり関係ないのかもしれませんね💦

 

 

  紹介文に出てくる登場人物

 

智積(百済の留学生)極美慎

義慈王の家臣として、642年、表向きは親善大使として百済から来倭。

 

斉明天皇(寶皇女)詩ちづる

茅渟王の第一王女。

母は吉備姫王。

敏達天皇の皇曾孫にあたる。

はじめ、高向王(用明天皇の孫)と結婚、

漢皇子を産んだ。

後に舒明天皇2年1月12日(630年3月1日)、37歳で舒明天皇の皇后に立てられる。

舒明天皇との間に、

中大兄皇子(のちの天智天皇)

間人皇女(孝徳天皇の皇后)

大海人皇子(のちの天武天皇)

を産んだ。

 

蘇我氏輝咲玲央

蘇我氏は「蘇我」を氏の名とする氏族。

姓は臣。 

古墳時代から飛鳥時代に勢力を持ち、

代々大臣を出していた有力豪族である。 

 

推古天皇瑠璃花夏

日本の第33代天皇。 

日本史上最初の女帝とされる。

欽明天皇と蘇我堅塩媛の娘として生まれ、諱は額田部王(額田部王???)

和風諡号は豊御食炊屋姫尊である。

炊屋姫尊とも称される。

漢風諡号の「推古天皇」は代々の天皇と共に淡海三船によって名付けられたとされる。 

成長した後、異母兄である渟中倉太珠敷皇子の妻となった。

 

田村皇子(ひそかに寶皇女を想う)

稀惺かずと

飛鳥時代(在位629~641)の第34代天皇。

田村皇子と称する。

敏達天皇の子の押坂彦人大兄皇子を父とし、その異母妹のを糠手姫皇女を母とする。

姪にあたる宝皇女(皇極天皇・斉明天皇)を皇后とし、中大兄皇子(天智天皇)、大海人皇子(天武天皇)らが生まれる。

推古天皇の没後、その後継を巡り、

田村皇子を支持する蘇我蝦夷と、

聖徳太子の子の山背大兄王を支持する境部摩理勢が激しく対立し、

最終的に摩理勢が蝦夷らに殺され、

田村皇子が即位。

 

 

人物について調べてみると、なんとなく絡みがわかる気がして…

益々期待が膨らみます✨️

特に、稀惺かずとさんの存在感が増しそうな予感。

 

そして、蘇我入鹿に大希颯さんというところが、もう、想像しただけでたまりませんよね、ね!?

 

ひゃ〜、観たいよー✨️✨️✨️

…配信で我慢、我慢…😭

(いや、チケ難だってば💦)

 

🌟お読み頂き有難うございました🌟

にほんブログ村

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ