皆さまこんにちは。
暑いですねー❗
名古屋の方が暑いと思っていたら、
東京の気温予報が40℃!?
今も昔も変わらぬ人間の愛憎
娘を穢された、父の怒り、呪い…
そりゃそうでしょう、当然❗
本当なら、この父こそが主役でも良いぐらい、ドン・ジュアンは酷い男。
なのに、なぜこのドン・ジュアンを主役として描くのでしょうね?
●原作の翻訳
『ドン・ジュアン・またの名を石像の宴』
(仏語原題:Dom Juan ou le Festin de pierre)
モリエールの戯曲。1665年発表。
パレ・ロワイヤルにて同年2月15日初演。
本作はモーツァルトのオペラ『ドン・ジョヴァンニ』にも強い影響を与えている。
古くから舞台で演じられている作品。
いつの世にも変わらぬ、
人の業、性(さが)、なのでしょうか。
第一幕のこと
三、白、眼✨!
…幕間きから、永久輝せあさんの三白眼が客席に向けられて…
お顔だけで既に色っぽい。
騎士団長(綺城ひか理さん)を殺しておきながら、その娘を抱き抱えて不敵な笑みを浮かべるドン・ジュアン。
騎士団長が登場する場面、騎士団全員のタップが格好良い。
そしてドン・カルロ…希波らいとさんの歌唱力が凄い!
『うたかたの恋』の新人公演でも成長ぶりを魅せてくれましたが…
この作品では二番手として、主演の永久輝さんと対等に歌っていて、しかも声が太くてよく通る…頼もしい存在です。
でね👀
「♪花弁〜散るのは〜」の歌の最後、
ドン・ジュアンが手に持っていた黒い花を、客席一列目に投げて…👀❗
受け取った観客の方は、幕間に記念撮影をされていました〜✨
そしてもう一つ。
鎖骨に酒…を見逃してしまいましたぁ😭
でも、見逃しようがないのが紫門ゆりやさんのウエスト。
しかもへそピアス(ホンモノではないでしょうけど)…やっぱり、15禁😅❗
それにしても、です。
エルヴィラ(美羽愛さん)は、何故にあれ程ドン・ジュアンが好きなのだろう。
何故、自分をその(彼の)レベルに落としてまで執着するのでしょう❔
…いやいや、それが物語というもの。
一幕終盤の美空真瑠さんの歌唱も良い。
また、英真なおきさんの歌と存在感がまたピリッとして流石でした。
第二幕のこと
もはや亡霊の綺城ひか理さん、大きい❗
存在そのものが大きい。
どのタップも凄い。
数多くあるタップの場面が本当に素晴らしかったです。
ドン・ジュアンとラファエル(天城れいんさん)の決闘場面で、助けに入るドン・カルロがまた格好良い❗
決闘を止めようとするマリア(星空美咲さん)、そしてその後でほくそ笑む騎士団長、綺城さんの表情が抜群に良い。
騎士団長の薄ら笑いが全てを物語るかのようで…
「俺が負けるわけがない」というドン・ジュアンの傲慢さ…
その傲慢さが己を滅ぼすのだ…と。
その慢心ゆえに生命を落とすことに。
(すべ個人的解釈です)
…殺すべきは自分。
死ぬことでしか愛(という純粋な世界)を全うできないなんて、悲し過ぎる生き様。
そんな人物でさえ、宝塚というフィルターを通すと“美”の世界になるのですね。
初演の望海風斗さんのドン・ジュアンは、切れ味鋭く小回りが利き、キラリと光るナイフのようでした。
一方、永久輝せあさんのドン・ジュアンは、まさに決闘に使用したレイピアのようにしなやかなイメージ…
色っぽくて美しかったです。
同じ人物でも、演じ手が変わると別の作品を観るような感覚になりました。
✿カーテンコールのご挨拶
「本日は三井住友VISAカード貸切公演にお越し下さりありがとうございました。皆様の熱い思いと熱い拍手を頂いて、私達も幸せな気持ちになりました。今後とも、三井住友VISAカードと宝塚、中でも花組を、宜しくお願いいたします!」
(ニュアンスです)
ざっくり感想、今日はこの辺で締めたいと思います。
明日こそは鎖骨を見逃さぬ様に👁️👁️💧
ホテルでの夕飯は、御園座で予約していたお弁当と、三越のお惣菜。
…と、一日目に買った、ボトルワイン🍷
捨てるのは勿体無いので2日で飲み干しました〜、とさ。
だってチェックアウトして一公演観たら東京へ戻るので。
…え❔
決して飲んべえではありません✋️…