皆さまこんにちは。
そういえば…
映画館でご覧になった月城かなとさんファンの皆さま。
ライビュ限定品グッズが早々に売り切れていたそうですが、
無事にご購入されましたでしょうか。
既にフリマで出ていました😡
本当に必要な方のお手元にあることを祈ります。
退団者ご挨拶
🌙まのあ澪さん(103期生)
「幼い私が夢描いた宝塚の舞台。
不器用ながら努力を重ね、夢中で取り組んで参りました。
そこで溢れた涙と沢山の笑顔は、私の人生を彩る鮮やかな色彩となり、
卒業の時を迎えた今、幸せで胸が一杯です。
このような私に温かい思いを寄せて下さった皆さまとの日々、
ずっとずっと忘れません。
宝塚が…大好きな宝塚が、いつまでも愛に溢れた世界でありますように、心から祈っております。
今まで私に携わって下さった全ての皆さま、今まで本当にありがとうございました。」
🌙一星慧さん(102期生)
「宝塚に入団する時、この黒紋付に緑の袴を身に纏い、不安と心躍るような気持ちとが入り混じったような感覚でした。
思い返しますと、色んなことに向き合い続けた日々でした。
くじけそうになったこともあります。
くじけてはならないと鼓舞する気持ちに押し潰されそうになったこともあります。
ですが、卒業する今感じるのは、
全ての事柄、全ての瞬間がとても貴重で、とても幸せな時間でした。
スタッフの皆さま、お客様、家族、先にご卒業された方々、組替えされた方々、そして今の月組の皆さまのお陰で、私一人では感じることができなかった感情や、見ることのできなかった景色をたくさん見させて頂きました。
感謝の気持ちで一杯です。
明日から始まる新しい人生に、不安と心躍るような気持ちとが、今もまた入り混じっていますが、新たな学びと発見を探しに歩んで参りたいと思います。
今までたくさんのあたたかいお気持ちを、本当にありがとうございました。」
🌙彩音星凪さん(101)
「今、この時を迎えて思うことは…
宝塚に出会い、目指し、この舞台に立つことができて本当に幸せでした。
そして、生涯忘れることのない大好きな仲間と舞台に全てを賭けてきたこと、いつもどんなときも、笑顔で応援して下さるお客様と出会えたことが本当に幸せでした。
もうこの舞台に立つことがないと思うと少し淋しいですが、これからの人生も私らしく笑顔で歩んで参りたいと思います。
皆さま、10年間、本当にありがとうございました。」
🌙空城ゆうさん(100期生)
「このご挨拶が終われば、私の宝塚人生も終わると思うと、なかなか言葉が思い浮かびませんでした。
まずは、今日まで何不自由なく舞台に立つことができた事に、
感謝の気持ちで一杯です。
好きな事を好きなだけ自分勝手にやっているだけなのに、気が付けば、腹の底から笑い合える仲間やたくさんの愛を注いで下さるファンの皆さまに囲まれて、言葉にできないような幸せな気持ちで今ここに立っています。
この場所から離れるのは正直とても淋しいですが、いつの時代も変わらない喜びがこの劇場に溢れることを心から祈っています。
男役・空城ゆうが誰かの心に残ると信じて、幕を降ろしたいと思います。
宝塚に入れて本当に幸せでした。
皆さま、今まで本当にありがとうございました。」
🌙麗泉里さん(98期生)
組長が読み上げられた挨拶文の中に
「音符が読めなかった」とあり、驚きました。あの美声は、入団後の努力の末に勝ち取られたもだったのですね。
お花渡しは宙組の瑠風輝さん!
「心のコンパスを信じて今日まで旅をしてきました。最高の宝物を見つけた今、新たな旅に出ます。
入団から今日まで、移ろいゆく景色の中、出会った方々が私を導き、強くして下さいました。
堅い絆で結ばれた月組の仲間、同期。
愛情をもってご指導して下さる先生方、支えて下さるスタッフの皆さま、オーケストラの皆さま。ずっとサポートしてくれた家族、そして応援して下さる大切なファンの皆さま…
ここでの経験と、皆様方と出会えましたこと、全てが宝物です。
麗泉里として歩んできた日々に悔いはございません。
皆さまのお心に消え残る思いをいつまでも灯せていたら幸せです。
心からの愛と感謝を込めまして、13年間、まことにありがとうございました。」
🌙海乃美月さん(97期生)
水色のお花。この色が海乃さんにとてもお似合いです✨
「14年間、この景色を見ることができて本当に幸せでした。
小学生のとき初めて観た宝塚の舞台は全てがキラキラしていて、夢に溢れていて、気が付いた時には受験を決意しておりました。
何も知らずにこの世界に飛びんだ私は、
一人で乗り越えられない壁に沢山ぶつかることがありました。
どんな時も一緒に作品を作って下さる皆さま、そして宝塚を応援して下さっているお客様に支えて頂いて、私は今とても幸せな気持ちでこの場に立たせて頂いております。
「今この時を愛して生きれば見つけられるわ、私の真実を」
まさにその通りでした。
私は宝塚のこの世界で人生の素晴らしさを教えて頂きました。
海乃美月に携わり応援して下さった全ての皆さまに、心からの感謝の気持ちを込めまして、本当にありがとうございました。」
🌙月城かなとさん(9期生)
お花渡しは元月組、今は専科の
輝月ゆうまさん!
皆さま、本日までこの月組公演に熱い声援を送って下さいまして、本当にありがとうございました。
私は今まで沢山の役を演じてきました。
その役の全てが私の心を動かし豊かにしてくれました。
宝塚の男役に憧れて、無我夢中で演じてきた時間。本当に楽しかったです。
自分のこと以上に誰かの幸せを願うこと
…簡単なようでなかなか実践することが難しい、それでも一番大切なことを宝塚の男役に教えてもらいました。
これからの人生も、沢山の感情を経験し精進してまいります。
これこらも、新しい月組と皆さまの幸せを心から願っております。
本日まで本当にありがとうございました。」
美しい❗
清々しい❗
その不器用さが魅力でした
月城かなとさんのブーケは“カラー”。
豪華過ぎずシンプルなところが、
なんとも月城さんっぽい。
納得の花言葉は、
「華麗なる美」
「乙女のしとやかさ」
「清浄」
…そうでしょう、そうでしょう✨
舞台ソデからお出ましの鳳月杏さんと
天紫珠李さんのお二人に、
「皆がついていくという空気がもう出来上がっている」
…これは本当に素晴らしいですね。
何の不安も無い…どころか、既に安泰だとは、その統率力に感服。
あれ、でも❔…
月組ジャンプは👀👀👀❔❔❔
…無いまま終わりましたね😁
緞帳前でのお二人。
「宝塚史上、稀に見る不器用なトップコンビ」
月城さんならではの、ひょうきんなこのコメントにほっこりしました。
飾らないところが、このコンビの最大の魅力だったのではないでしょうか😊
清々しい会見、お人柄
記者から、
「宝塚はどんな場所でしたか?」
と問われると、挨拶で述べられたのと同じように、
「自分のこと以上に他人の幸せを願うこと…それが出来るのが宝塚の男役の格好良いところ、素敵なところ。それを勉強させてもらった」
と返答、そして、
「全員で一人も欠けることなく舞台を終えられたこと、
退団者全員が無事に階段を降りられたこと、その全てが清々しいと感じる理由になっている」
あくまでも組の皆に思いを馳せられる月城さん。
「自分で組を引っ張ってきた意味が何かあると自分で認められたこと、その気持ちを発見出来て、楽しく舞台を終えられた自分にお疲れ様と言いたい」
”自分よりも他者の幸せ”
その人の心の中心にあるものは、ふとした言葉に現れるものです。
トップスターとして最後に語る公の場、
記者会見という場で紡ぐ言葉の中にも、
無意識にご本人の信条のようなものが現れていて、お人柄を垣間見るような気がしました。
退団者の皆さまの清々しいご出発。
これからの人生が輝きと幸福に満ちたものであります様に、
そして、次なるご活躍の報もお待ちしております。
月城さんを始めとする退団者の皆さま、
月組の皆さま、本当にお疲れ様でした。
心からの拍手と喝采を送ります👏✨✨
清々しく素晴らしい大千秋楽でした❗