皆さまこんにちは。

 


まずはじめに…

数日前にこの記事を書き、

日時指定で投稿予約をしていましたが、 

観劇帰りの電車で記事を再編集。

 

『BIG FISH』を観て、

3階の最前列で隣席さん(赤紺シャツに公演バッグの可愛らしい方)と感動の涙を流し、

電車を乗り継いでの帰途、電車がSTOP。

「人身事故が発生したため運転間隔を調整します」と車内連絡のあと完全停止。

…また起こってしまいました。

 

19:30頃です。

通勤・通学の帰り時刻のことでした。


 

 

あなたは誰かの大切な人

 

宝塚と関係があるような、

無いような話題です。

暗い話なので、ブルーになりたくない方は頁を閉じて下さい。

 

まず…

悩みがあり、

苦しくて、

どんなに辛くても、

お願いです、まず生きていて欲しい。

誰にでも、

あなたを大切に思っている人が必ずいます


数日前、娘は朝から少し体調が悪く、

早く帰りたいから、塾を休んで自宅オンラインに変更する

…と言って登校 。

 

中学の3年間で“皆勤賞”をもらったのが嬉しかったようで、

高校でも“皆勤賞”を狙っているらしく、

女子なので体調不良のときもあるけれど

授業が遅れるから絶対に学校を休みたくないのだとか。

受験生なので一日でも学校を休むなんて考えられない、と。

(偉いよね💦私なんて、頑健で滅多に体調崩さなくて、どうすれば学校を休めるかな、なんて考えていたけど💧)

 

…そんな時に限って学校帰りの夕方の電車で、

また人身事故で止まっているから、

まずは一駅歩いて、そこからどうするか考えながら帰るとの連絡。

 

体調が悪いのに一駅歩く!?

 

受験生の娘は、飲料水を含めると10キロ近くなる激重リュックを背負っています。

私には絶対に背負えない重さです。
取り敢えず歩く、と言ったその一駅は、

普通に歩いても40分。

 

沿線での人身事故は「また」です。
今年に入ってから何度目でしょう…
特に年末から春先、そして5〜6月にも発生します。
 
年代は十代前半〜後半、二十代の若い人が多い…それ以外もあるのかな。 
入試や就職が、もしくは生活や人生が、
自分の理想通りにはいかず、
その先を思い詰めて…ということが多いのだそう。
春休みには 、
「あれはこの春に中学生になる予定の子供だったらしい」ということもあります。
 
もしかすると、
その足止めになった電車には、
大切な人とのお別れに間に合わなかった人が乗っていたかもしれません。
 
もしかすると、
時間が狂ったせいで、
お子さんのお迎えに間に合わなかったり、
大切な人に何かしらの影響が及んだ人がいたかもしれません。
 
もしかすると、
妊婦さんや体力の無いご高齢の方、
ご病気の方が車内で身動きが取れず、
体調を崩されたかもしれません。
 
もしかすると、
その電車の遅れで、
ずっと心待ちにしていた楽しみや、
二度とない人生のチャンスを失ってしまった人がいたかもしれません。
そして、その先の人生が狂ってしまった人がいたかもしれない…
 
「生きているじゃないか」と反論されたとしても、その人達にとっては人生の大切な一コマなのだから。
 
 

お願い、生きていて欲しい

 
この沿線ではホームドアの工事が殆ど進んでいないため、度々こうした事故が起こります。
ではホームドアがあれば起こらないのか?…否、起こります。
 
姉が住んでいる都外の沿線では、
ホームドアがあるのにそれを超えて飛び込もうとした人がいたそうです。
 
都内で美術鑑賞を終えて、
大感動の中での帰途、
乗り換えホームで電車を待っていたら、
目の前にいた女性がいきなり柵を乗り越えて向こう側へ、
今にも線路に飛び降りそうで周囲は騒然。
 
すぐに駅員さんが気付いて必死で止めに入り、説得し、
急ブレーキの電車は駅の手前で数十分間ストップしたまま。
どうにかホームの内側へ誘導し、
客の数人も助っ人になり
引っ張りあげて事なきを得たのだとか。
女性はホームに倒れ込み、
大声で泣き崩れていたそうです。
 
現場に遭遇した姉は、あまりの衝撃で、
素晴らしかった絵画鑑賞の記憶なんて
すっかり消えてしまったとか。
 
そうなる前に…
そんな決断をしてしまう前に…
誰かに相談して欲しいです。
それができないからそうなるのだ、
と言われるかもしれませんが。
 
せめて周りに、すぐ近くにいる人が気付いてあげることができていたら…
周りにもしそんな人がいたら、
それでもお願い、
生きていて欲しい
どんな状態になっても、
ボロボロになっても、
生命だけは持ち続けていて欲しい。
一筋の光が射す瞬間が必ず訪れるから。
 
そこからの人生、
乗り越えた人生が、
絶対に素晴らしいはず。
全ての事は生きていればこそ。
あなたを大切に思っている人が必ずいます。
お願い、生きることを放棄しないで…
と伝えたいです。
 
そして、
あなたが放棄した人生が、
代わりに誰かの人生を狂わせることもある…その決断をしては、
絶対に誰も幸せにならないのです。
 

さてさて。
娘と同じあの日。
夫もダイヤの乱れで電車が止まってしまい、振替輸送でヘトヘトになって帰宅しました。
 
体調不良の中、
激重リュックを背負って、
40分以上を歩き、
電車を乗り継いで帰宅した娘は…
 
アドレナリンが出て意外といけた👍」と。
 
あれ?
・・・なんで塾、休んだん💧???
 
🌟お読み頂き有難うございました🌟

にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ