皆さまこんにちは。

 

今日は星組『VIORETOPIA』の話。

 

先週は、さんが銀橋に出るところで、衣装がヒールに引っ掛かって…

というポストを見たので心配していましたが、その後は大丈夫でしょうか👀


そしてそして。

柚希礼音さんと夢咲ねねさんがご観劇!

…で、一幕ラストでは礼さんとありちゃんが大はしゃぎだったとのこと。

さん、ありちゃん星組の皆さん、良かったですね🎶 


まだまだインフルもコロナも流行っていて、星組では客席降りもあるから心配。

やっぱり観劇時はマスク必須❗

…と、思います✊



   『VIORETOPIA』の世界観

 
さて、観劇2&3回目のショーのこと。
※感じ方は人それぞれ、全て個人的な感覚です。

これ、きっと何回観てもわからない気がする…けど、わかる必要はない❔
 
何故なら、これは指田珠子先生の脳内世界❔…と思ったから。
 
2階から、A席と特にB席という上方から俯瞰するような眺めで観劇したので特にそう感じたのかも。
 
始まりのスミレ花のスイッチ。
そこから最後の孤独の場面でスイッチに触れるまで、全てが指田先生の頭の中のの世界(…だと思うことにしている)
 
『ジャガービート』は、プログラムの各場面の説明文を読めば展開されていくストーリーがわかってきて、
ショーを観れば「そういうことか」と理解できたのだけれど、
『VIORETOPIA』は、プログラムを読んでから観劇しても理解できなかった😓
 
観劇後、帰宅してから娘に話したら…
 
「あれは場面毎に完結する“”であり、物語として繋がってはいない。指田先生が虚構の舞台の夢を見て、それを場面毎に一つの夢として再現しているのだと感じた。だから本人以外にはわからない」
…と、このショーを受けとめたらしい。
 
一つの場面が一つの
 
夢の中の物語って、いつも辻褄が合わない支離滅裂な世界ですよね。
だから、の、この今回のショー…
ということなのかな❔
 
 

  モヤモヤも悪くはない 

 
もう一つ大事なポイントに気付きました。
(遅い)
なぜこのショーがモヤモヤと靄がかかっている感じがするのか(私だけかもです)
 
unhappy
 
そして、
 
LOVE抜き
 
…だから❔
 
たとえば…
最初は、「何だろう?」と、誰もが???で始まったショー、
『ジャガービート』は、
場面がストーリーとして繋がっていて、
終盤はジャガーの想いが伝わって、
天国でもって二人は結ばれる。
 
月組『BADDY』もそうでした。
反発しながらも惹かれ合って結ばれる。
私は生観劇していないけれど、
映像で観ると、大いにLOVEがある。
 
本来、宝塚の舞台は「」を基調としていると思っているから、
最後は大団円とかハッピー・エンド…
と、観客は無意識のうちに期待している。
 
あの『激情』でさえ地獄(?)でカルメンが手を差し伸べてホセを迎え、
二人が結ばれる予感がありました。
 
『VIORETOPIA』では、どの場面でも、主役が結ばれない❔
唯一、デュエダンだけは「白い恋人たち」の曲で、
ちょこちょことした可愛らしい愛の駆け引きのような振りが展開されていましたね。
やはり主演者の笑顔はホッとします。
 
モヤモヤするような、しないような。

でもそれが、このショーの世界観なのだなと思いました。
私はなんとなく惹かれていく気さえしています。

 

  不協和音の世界

 
先述の、
『ジャガービート』と、
月組『BADDY』は、
楽曲のテンポが良く、ストレートな表現が脳裏に焼き付いて帰りには口ずさんでいたりして❔
 
『VIORETOPIA』は不協和音が多く、プロローグ以外は曲が難しいので口ずさむのが厳しい。
現代音楽では時々ありますよね、不協和音の楽曲。
 
先日の観劇でお会いしたヅカ友Sさんは、後日お子さんとご観劇予定らしく、
「大丈夫かしら」と、不協和音に慣れていない子供が怖がらないか心配されていました。
そう、娘も「怖い」そうです。
特に「狂乱」の場面。
 
不協和音とポップな曲、そしてバロック調の楽曲。
実に不思議な世界観のショーです。

 

  不思議世界「CIRCUS」

 
私にはこのショーの好きな場面があり…
不思議なリズムと歌唱で始まる
「サーカス小屋」の場面。

小桜ほのかさんの七変化の見事な歌唱に魅せられて、あの不思議な旋律も、私は結構好みです。
 
…ですが、我が家の娘は、
「あそこが一番ムリ」
「何故ってあの場面がこのショーの真骨頂だから」

ですって。
 
「真骨頂」
 
いつの間にそんな難しい(?)言葉を操れるようになったのかな😁
 
あそこが
指田先生の一番見せたかったところ」
…だ、と言うのですよ。
 
そうなんですか👀❔
 
すみません、「考えるより感じる」タイプなもので…
でもそういうことなのかも、
「感じて欲しい」ショー。
 
だとすれば…
あの場面が真骨頂と言うならば、私には合っている❔
そこに一場面ぐらい「LOVE」があれば。 
 
「サーカス小屋」の場面で、ヘビさんが最後に白薔薇を渡せなかったところ…
去っていくシルエットで白薔薇を(もう絶対に渡せないのに)差し出すところが、なんとも切ない。
 
「あの場面が可哀想で特にダメ」
という娘は、そのシルエットが特に切なくて、ヘビさんが可哀想過ぎて耐えられないと。
 
せめてヘビと少女が最後に結ばれたら、場面の印象が違った❔
シルエットの後方で少女が追い掛けてくる、とかどうですか❔
…でもそれだとあのシルエットの結びが生きてこないよね…
 
あのヘビを、皆んなが大好き・礼真琴さんが演じているから余計に切なくなるのかもしれませんね。

そう、あと、近未来的サングラスのこと。
朝水りょうさん以外にもう一人見つけました、似合う人。
紘希柚葉さん❗
あのサングラスは面長のお顔立ちに似合うようですね😊
 
長くなったので今日はこの辺で。
後日、続きを書きます🎵

🌟お読み頂き有難うございました🌟

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