皆さまこんにちは。

 

星組『RRR』退団者4名のお話から感じたことを書こうと思っていたのに先延ばしになっていました。

今日は先日書いた大輝真琴さん以外の3名の事を挨拶順に振り返りたいと思います。

 

 

侑蘭粋【103期生】

「七年前、この宝塚大劇場で初舞台を踏ませて頂きました。

初めてこの舞台に立った日の事は今でも鮮明に覚えています。眩しいライトを一杯に浴びて、客席のお客様から大きな拍手を頂いて、高揚する胸の鼓動を感じて、あの時見た美しい景色は、いま私の目の前に同じように広がっています。

七年間ずっとこの景色を見られていたということは、同時に宝塚を愛し応援して下さるお客様がずっと居て下さったということです。

悩み苦しかった時も皆さまの温かいお言葉に励まされ頑張ってこられました。

110年も続く宝塚歌劇の歴史の一端を私も担い、皆さまと一緒に紡げたことを本当に誇らしく幸せに思います。

この宝塚大劇場はあなたと我らのもの、まさに夢燻らす劇場です。

いま私は宝塚大劇場卒業を実感し、全ての方々に感謝の気持ちで一杯でいます。

心から尊敬する上級生の方々から毎日色んな事を教えて頂き学びました。

同期とは楽しかったことも辛かったこともどんな事も一緒に乗り越え支え合ってきました。

可愛い下級生の皆が慕ってくれて、付いてきてくれて、新人公演のお稽古に励みました。

そして、宝塚を愛する素晴らしい先生方、舞台スタッフの皆さま、家族、友人、何よりファンの皆さまが居てくださって、私はここに立つことができています。

東京公演の最後の日まで娘役として学び続け、また、その感謝の気持ちを皆さまにお伝えする時間となるよう大切に過ごしてまいります。皆さま、本当にありがとうございました。」

 

今、何かと話題になってしまう103期生ですが、103期と言えば…
我が家で応援しているのが花組希波らいとさん、宙組亜音有星さん。

 

侑蘭さんのお花の色は、今まであまり見たことがない配色でした。淡墨の色合いの中にブルーの差し色(紫色にも見えたりして…)。
最初は『Vioretopia』の雰囲気を模しているのかな?と勝手に解釈しつつ、
もしかすると、亡くなった同期へ追悼のお気持ちを込めてのことなのかも…?
…とも感じました。
でも、違うかもしれないし、お花に込めた思いはご本人だけのもの。
周りが勝手な憶測で語るべきではありませんね。
挨拶の言葉には、宝塚への思いと周囲への感謝、彼女自身のやりきった思いがこもっていました。凛とした、立派なご挨拶でした。


★彩園ひな【101期生】

「まずはこうして無事宝塚大劇場公演の千秋楽を迎えられましたこと、共に芸に励み闘ってきた星組の皆と、支えて下さったスタッフの方々、先生方、そして日々応援して下さったお客様には感謝の気持ちで一杯です。

私が歩んできた9年間の道程は、長いようで短い道程でした。

悩み苦しみ立ち止まりそうになったとき、私の周りには共に闘いながらも強く背中を押してくれる、をくれる仲間がいました。遠くから見守ってくれる、をくれる家族がいました。

そして何より日々応援して下さったお客様のが私を大きく成長させ、ここまで歩むことができました。

は人を穏やかにします。

ですが、与えるには気力と体力と時間が必要です

そんな貴重なを、私は沢山の人から頂いていたことにいまとても気付かされています。

いま、私が思うことは…とっても幸せです!いつも沢山のを下さった全ての皆さまに感謝の気持ちと愛を込めまして、本当にありがとうございました。」

 

まだ101期生だったの!?とビックリ。
タカラヅカニュースでのリポーター姿、舞台での姿に落ち着きがあるので、もう少し上の学年かと思い込んでいました。
お花の色は赤やピンクで華やか、髪飾りも素敵で、小さなお顔にとてもお似合いでした。



★天華えま【98期生】
 

「初日の幕が開いてから本日の千秋楽まで、この舞台に立て続けられた奇跡に心から感謝しています。

この舞台に初めて立った時、ライトの眩しさ、マイクを通した自分の声、お客様の温かい拍手、そしてここから見る美しい景色、何もかもに感動し、”あぁ、私はこの場所で生きていくんだ”と強く感じたことを今でも鮮明に思い出します。

初めて宝塚を観劇したのもこの劇場でした。私と宝塚の始まりは…全てこの場所から始まりました。

そんな宝塚はこの12年間で私に多くの学び、経験、そして舞台に立つ喜びを教えてくれました。

そしてこの喜びは大好きな星組の仲間が、大切なお客様が、この空間をと幸せで一杯にして下さったからこそ…この喜びを感じることができ、舞台に立つことが大好きだと、そう強く思えることができました。心の底から感謝しております。

このと幸せを犇々と噛み締め、4月6日の最後の日まで私の目指す男役を極め、精進し、を注いで下さる皆さまに精一杯の恩返しができますよう舞台に邁進してまいりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

本日、足をお運び下さいました皆さま、画面の向こうからパワーを送って下さいます皆さま、私を見つけ応援し続けて下さる皆さま、私に出会って下さいました全ての皆さまに心からの感謝を込めまして、本当にありがとうございました。」

 

言わずと知れた98期生の、華あるお一人…もっと観ていたいという思いが尽きません。
以前「THE STORY〜男役10年、その先へ」という番組で「歌が課題」と話されていたけれど、まさか👀
今回のエトワールの声は伸びやかで力強く客席に響き、ジン…と胸が熱くなりました。

そういえば

『めぐり会いは再び/Gran Cantante!!』

での天寿光希さんのエトワールも力強く心に刺さって、毎回そこで込み上げるものがありました。
退団される方のエトワール集大成の「声」…劇場に響き渡る「心の声」は本当に素晴らしい✨

桔梗のお花…なんて素敵なブーケ。

こんな退団のお花は初めて見ました。

まるで天華さんを表すかのような…

桔梗花言葉

「永遠の

「変わらぬ

「誠実」

「気品」


そして次に大輝真琴さんのお人柄の良さが滲み出るご挨拶でした。

 


きっとこれまでの退団者の、誰もが皆「感謝」という言葉を語られてきたのだと思いますが、こんな時だからこそ、いつもに増して今回のご挨拶で語られた「感謝」の言葉が沁みました。


一ファンとして、こちらこそ、稀有な舞台を観させて頂いて、 本当に「感謝」しかありません。
心からありがとうございました。


そして大劇場公演の完走、本当にお疲れ様でした。

 

東京で❗お待ちしております😊✨

 

🌟お読み頂き有難うございました🌟

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