東京ジャンプステークス 日曜日、宝塚記念 展望
恥ずかしながら、住み慣れた賃貸アパートを離れることとなった。
転居先は、近所の少しでも家賃負担が少ないアパート。実力のない
人間は、追い込まれ、追い込まれ、それでも生きていきたいのであれば
体を売ってでも働き、欲、甘えはもっての外、”無限地獄”の中をもがき
苦しみ、世間に屍をさらすことになるのであろう。まだ、僕自身は、いつか
そうなる日が来るかも知れないとは言え、もう少し頑張りたい。親から、
「死んでくれ」と言われるような人生じゃあ、しょうがない。
気を取り直して、土曜日の障害重賞、東京ジャンプステークス、そして、
多忙のため、宝塚記念まで一気に予想を立てておこう。特に宝塚記念は、
海外G1や札幌記念のG2格上げ、それもG1レース並みの1着賞金額であり、
やや手薄なメンバーとなりがちということから、その勝ち馬にも関わらず、
血統的な背景も災いして種牡馬になれなかったダンツフレームの悲劇とも
言わしめる語り草まである。しかし、今年は何と18頭フルゲート、出馬表を
見れば分かる強豪揃いで、馬柱を見るだけで胸が高まるレースとなろう。
東京ジャンプステークス (東京・3110m障害・JG2)
◎ エイシンクリック (西谷誠)
○ ケイティクレバー (上野)
▲ ホッコーメヴィウス (黒岩)
△ マイサンシャイン (難波)
前走、阪神スプリングジャンプでは見事3連勝で障害重賞初制覇、エイシン
クリック今回は他馬より1kg重く背負うことになるが、障害戦の1kgはたかが
知れたものであろう。穴目で狙ってみたいのがケイティクレバー。平地ダートを
2戦叩いて臨んできたことも不気味で、一発は十分に期待感がある。後は
タイキフロリゼルと迷ったが、この2頭を抑えておきたい。
宝塚記念 (阪神・2200m・G1)
◎ アフリカンゴールド (国分恭)
〇 タイトルホルダー (横山和)
▲ パンサラッサ (吉田豊)
△ エフフォーリア (横山武)
△ ディープボンド (和田竜)
国内外におけるG1ホースが集う、宝塚記念史上でも名だたるメンバーが
揃った。その中で思い切って穴本命にアフリカンゴールドを持ってきた。
好スタートから押し切った京都記念の内容は、決してフロックではない。
番狂わせ再来を狙ってみたいところだ。パンサラッサがどの程度逃げるか
という点でも大きく変わってきそうだが、タイトルホルダー、ディープボンド
といったところも、距離的に考えて前に行っておきたい馬。前が忙しくなり、
差しが決まる展開となれば、エフフォーリアに向くが、果たしてどうだろうか。
凱旋門賞以上に、楽しみなレースとなるのかも知れない。