京都旅行 (25) 銀閣寺 その3 秋の特別公開(2) 弄清亭 | よゆゆの気まぐれブログ -ごくたまに、ネコ-

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8月ですね。
関東、梅雨明けしましたが、開けた途端、刺すような日差しでびっくりです。

さて、昨年11月、娘と2人で行った京都旅行の2日目、11月2日です。

銀閣寺の秋の特別公開です。
方丈の襖絵を堪能し、廊下からの庭の景色も堪能し、
ここからは20人を二手に分けての見学となりました。私たちのグループは、弄清亭→東求堂の順で回る事になりました。

まずは弄清亭。ここは義政公の香座敷だそうですが、この建物は平成に入って改修されたそうです。その際に、奥田元宋が襖絵を描いたようです。
最初の部屋は「薫園清韻」白い牡丹と赤い牡丹の絵です。牡丹の花がモヤ〜ッと描かれています。
次の部屋は、床の間から襖まで部屋中続くひとつの流れ、奥入瀬渓谷の絵です。すごいとしか言えない…すごい迫力の渓流と周りの木々のビビッドな緑…そして、流れの先には満開の桜の木。すご過ぎて、圧倒されます。正直、この部屋では寛げないなと思いました。義政公も驚いているのでは…😅
ここから、廊下で庭を拝見。義政公が実際に愛でたお庭。義政公の時代の庭はこっちだったようです(銀沙灘、向月台は江戸時代にできたようです)。展望台ともまた違ったテイストの自然な感じのお庭です。私、義政公の美的センス、すごく好きです😊
最後に「湖畔秋耀」。晩秋の十和田湖の紅葉と夕日の絵です。鮮やかなオレンジ、赤、黄色…そこにオレンジの夕日。この夕日、マットな感じでしたが、後ろの障子を開けて日が当たると、岩絵具の鉱物が反射して、本物の太陽のように白っぽく輝くのです。これはすごいですね。色々計算されています。この部屋も圧倒されました。

銀閣寺。
義政公が作られてから、時代ごとにその時の権力者が訪れ、愛し、その時代の芸術家が手を入れ、現代に至っているようです。すごいですよね。京都ならではでしょうか。

続く…