みなさん、こんにちわ! 『ピタットハウス大宮西口店』のよしおです!

もう店長ではありません。一営業ですアセアセ  

 

以前にも何度かブログでご紹介しておりますが、本社では毎日のように朝礼があります!そこでは順番に社長含めスピーチをしています。

 

今回のブログでは昨日お話したスピーチ内容を記事にしたいと思います。

ちなみにスピーチの内容は・・・

日本人特有のマーケティング手法である「松竹梅の法則」について話しました。

心理学では「ゴルディロックス効果」とも呼ばれてるもので、結論からいうと使い方は簡単!! 自分が選ばせたい事や売りたいと物を3択(3段階)にして売りたい選択肢を真ん中にするだけです3段階に選択肢を分けると、人の心理が働き真ん中の商品が選ばれやすいというテクニックのことです。

 

うなぎ屋さんやお寿司屋さんも、「松」「竹」「梅」の3つのグレード(価格)を用意しています。多くの人は、自然と真ん中の「竹」を選ぶ傾向が強いため、一番売上げたい商品を「竹」にしているという事です。

 

その他にもマクドナルドのポテトやドリンクのサイズも「S・M・L」ですよね!

Netflixなどのインターネットサービス関連の料金プランも殆どが3段階になっているので、もし利用されている方がいましたら、ご自身が「ベーシック、スタンダード、プレミアム」の3プラン(段階)のうち、どのプランに加入しているのか確認してみてはいかがでしょうか!?爆  笑

 

ちなみに、3段階も用意するのは大変だから2段階じゃダメなのか?」と思う方もいるかもしれませんし、反対に「もっと選択肢を増やしたらどうか?例えば4択とか」と思う人もいると思います!

 

しかし、営業手法として売上を最大化するという観点からすると2択だと安い方を選択する傾向が強くなってしまい、4択以上だと逆に選びきれずに、その場を立ち去ってしまう可能性が急激に高くなるというデータが出ているんです。


ただし、飲食店のように、お店に入った時点で購入する商品が確定している場合はその限りではないので、例えば、有名なコーヒー専門店のコーヒーサイズは4択ですが、選択肢が多いからと店を出る人はいないはずですキラキラあくまで、どのサイズにするかを入店してから多少悩ませる程度です。

 

しかしながら、当社本業の不動産のように借りる物件、購入する物件が来店時に決まっていない場合には、商品提供・提案時の数に気を遣う事があります。特に単一の商品しかない場合、これしかない!とお客様に伝えてしまうと拒否反応が出やすい傾向にあります。そのままでは価格差もつけられないアパートの同条件の部屋や新築分譲戸建てが数現場ある場合などでは、業者さんによっては納期(入居可能時期)を、あえて3パターンに分けることで、今借りたい、買いたい方などを別物件に誘導したりしているケース(貸し方、売り方)もあるんです。

 

あくまで不動産業界での方法なので、少しでも興味を持たれた方がいましたら、スーパーや家電量販店にお買い物の際は、気にしてみてはいかがでしょうか?