食べて、祈って、恋をして | 『映画評価”お前、僕に釣られてみる?”』七海見理オフィシャルブログ Powered by Ameba

食べて、祈って、恋をして

自分を解き放て──





エリザベス・ギルバートの自伝的ベストセラー小説「食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探求の書」の映画化。


ニューヨークでジャーナリストとして活躍するリズは、心に満足しきれない思いを抱いていた。やがて彼女は離婚と失恋を経験し、本当の自分を見つけるためにすべてを捨ててイタリア、インド、インドネシアを巡る1年間の旅に出ることを決意する。イタリアではカロリーを気にせず食べ、インドではヨガと瞑想を。そして最後に訪れたインドネシア・バリ島では予期せぬ出会いが訪れるのだが・・・



離婚、失恋し、家財売り払い「自分探しだ」と1年の旅に出る。ジーンズがはじけるくらい食べ、食い飽きたら心身の修業。そして恋をする。映画タイトルそのままの内容だ。1年も旅をする優雅な生活は、ちょっとやそっとじゃ出来はしない。その時点で感覚のズレが生じてしまう。ましてやこの主人公、自己中でおまけに騙されやすくお人好しなちょっとノーテキな女性である。ターゲット層である主人公と同年代のアラサー、アラフォー女性なら、彼女の優雅な生活に憧れを抱くかもしれないが、それ以外は冷めて見てしまうだろう。典型的なオバカな女性を描いた映画として観れば納得はできるが、主人公んの再生物語としては内容があまりにもなさ過ぎる。バリ島の老人が「心でものを見なさい」と言っているが、主人公が心でものを見れたかは疑問だ。


評価:★


原題:Eat, Pray, Love
監督:ライアン・マーフィ
原作:エリザベス・ギルバー「食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探求の書」
出演:ジュリア・ロバーツ、ジェームズ・フランコ、ハビエル・バルデム、リチャード・ジェンキンス、ビリー・クラダップ・・・他
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

【食べて、祈って、恋をして】
http://eat-pray-love.jp/


評価・紹介No.:2010-221


食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書 (RHブックス・プラス)/エリザベス ギルバート
¥940
Amazon.co.jp

食べて、祈って、恋をして-オリジナル・サウンドトラック/サントラ
¥2,500
Amazon.co.jp

食べて、祈って、恋をして [Blu-ray]/ジュリア・ロバーツ,ハビエル・バルデム,ジェームズ・フランコ
¥4,980
Amazon.co.jp