『2009年ベスト映画（日本映画編）』

2009年のベスト映画「日本映画編」です。
「外国映画編」に続いてド～ンっといってみよー！

1位.「愛のむきだし」

「時効警察」シリーズの園子温監督による実話を基にした愛、家庭崩壊、エロ、グロ、DV、懺悔、カルト宗教、友情といくつもの要素散りばめ描いた純愛ラブストーリー。中休みが入る237分の衝撃映画。満島ひかりの狂気な演技がすばらしい。

2位.「サマーウォーズ」

アニメ版「時をかける少女」の細田守監督の初長編オリジナル作品。ファンタジックなSF家族アドベンチャーで、笑いあり涙ありで大人も子供楽しめる作品です。

3位.「犬と猫と人間と」

捨てられた犬と猫をめぐる事情を追ったドキュメンタリー映画。「かわいい」、「かわいそう」だけの映画ではありません。ペットを飼うということ、人間としてのモラル等いろいろ考えさせられる映画です。

4位.「フィッシュストーリー」

伊坂幸太郎の同名小説の映画化。4つの時代のまったく関係ない出来事が、「FISH STORY」という1枚のレコードから見事につながるクロスワードファンタジー。観終えた後は爽快感が残る傑作映画。

5位.「ハルフウェイ」

「ロングバケーション」「オレンジデイズ」等の大ヒットテレビドラマの脚本家・北川悦吏子の初監督作品。ごく普通の高校生の恋話なのだが、北野きい演じるヒロインのわがまま娘ぷりが管理人のお気に入りだけという噂も・・・

その他、太宰治生誕100年記念作品の「パンドラの匣」、”心”を持ってしまった人形のファンタジック・ラブストーリー「空気人形」、「時効警察」の三木聡監督のユルユル映画「インスタント沼」なんかもよかったです。

管理人の注目映画は「14才のハラワタ」。東京ビジュアルアーツの現役の専門学生・佐山もえみ監督による14才の少女の日常と彼女の周りの人々のことをを描いた映画。ほんわかとした感じがとても心地よいです。

『映画評価”お前、僕に釣られてみる？”』七海見理オフィシャルブログ　Powered by Ameba