保養キャンプblogも4回目に突入^^;でもこれで完結するので
お付き合いしてもらえたらうれしいです。。
ちょっと書くつもりが、えらい長々になってしまってスミマセン(^^ゞでは、、、
キャンプ4日目、いわきに帰る日の朝、、
みーちゃんや甥っ子たち、寝起きの時点でかなり憂鬱モード
「帰りたくない・・帰りたくない・・・ずっとここに住みたい・・・・」
子供たち、朝食のときも元気が無くてなんだか私自身も寂しい気持ちに。。。
バスの出発は11時。
バスに乗り込むギリギリの時間まで
遊びつくして欲しい!!という主催スタッフさんたちの思いもあって
堅苦しい、解散の会みたいなのはなくて、こどもたちいつもと変わらない感じで
各々、したい遊びをする。
きっと、帰るときは、みんなで集まってちょっとした集会みたいなのがあるのかと
思っていたから、本当に最後の最後まで子供たちが自由にのびのびできて
主催者さんたちは、全然恩着せがましく無くて、本当に本当に子供たちに
普段のことを忘れて1秒でも長く楽しんでいって欲しいという気持ちが
すごくすごく伝わってきた。
アスレチック広場で遊んでいると、どこからともなく
「人形劇がはじまりますよ~!観たい人は席についてくださ~い」と
女の子の声が。
みーちゃんニコニコしながら走って、こどもたちの作った即席舞台になった
アスレチック遊具に集まる。
「チケットはもらいましたか~?もらっていない人はいませんか~?」
まだ、もらってませ~ん。と言うと、「はい、どうぞ」と言って渡されたチケット。
あ!紫蘇の葉っぱ??
葉っぱのチケットってなんかすごくステキだな。。。なんかちょっと胸が熱くなった。。
みーちゃんがもらったチケットは、シダの葉っぱだ~
葉っぱのチケットだ~!ってみんなで喜んでいると
「はじまりまーす!!!」スタッフの方の子供たち(女の子たち)が
ぬいぐるみを動かして即興のセリフを言って、人形劇がはじまりました。
ゆかたの帯がステージなのかな??
自分たちで劇を進めているだけじゃなくて、観てる子供たちに
劇中、時々クイズをしたりしてすごく楽しい!
この場に、スタッフの方たちはいなかったから、子供たちだけで
考えてやったことなんだな。。と思って、また胸がいっぱいに・・・。
みーちゃんが観ている後ろからその光景をみていたら
胸が熱くなって涙がボロボロこぼれてしまった。
なんか、うまく言えないし表現できないけど
緑いっぱいの自然が日の光でキラキラしていて、その中で優しい子供たちの
温かい人形劇があって・・・それを見てる福島の子供たちはすごくいい笑顔で・・・
朝、こどもたちが帰りたくない!って言った言葉の意味が本当に分かった気がした。
「そろそろバスがきますよ~!」と声がして、みんな最初に降り立った駐車場へ。
バスに荷物を詰め込んで、各々、スタッフの方とハグしたり
元気でね!またね!って挨拶しあったり・・・写真を撮ったり、、、
さっきの人形劇のときの気持ちのまま、バスに乗る時間になってしまったから
もうフライングして、ずっとメソメソ泣いてしまっていた私。
「もう~泣くの早すぎるよ~!まだまだこれからこれから!!」って
私に声をかけてくれた、2日目まで同じキャビンで過ごしたママさんの顔をみたら
そんなこと私に言いながら・・・・・あ。泣いてる。。。
もう余計に泣いちゃうよ。そこから涙が止まらない。止まらない。
どうしようと思うくらい、涙が止まらない。。。
スタッフの母ちゃんたちも少し涙しながら、、、でも笑顔で
「さよなら」「バイバイ」は絶対言わなくて、「絶対また来るんだよ!」
「また会おうね!!」って肩を抱いてくれて、
最後まで優しく私たちを見送ってくれました。
バスに乗り込むときもらったおみやげ、、、
バスの中で飲みなね!って水やらジュースやら入ってた袋に
こんな言葉が・・・・
「ありがとう」って言葉は、お世話になった私たちが言う言葉なのに
逆に「ありがとう」って・・・・・(:_;)
「またあおうね」って言葉も胸に響く。
このほかに、1家族1箱ずつ、ミネラルウォーターを頂いたり
こんなに立派なじゃがいもを頂いたり、
手作りの焼き菓子をいっぱい頂いたり、、、
もう本当に、最初から最後の最後まで、感謝しきれないくらいの
温かい気持ちがいっぱいのキャンプでした。
帰り道の途中、守谷S.Aで休憩したとき、尋常じゃないくらいの猛暑に
ビックリする。今思えば、あの場所(キャンプ場)は、すごく涼しいところだったんだな。。。
私は、義姉から、このキャンプに誘われなかったら
保養キャンプに行くことなんて考えなかったと思うし、
いま、自分たちが過ごす、いわきでのこの生活はいろいろ放射能のことで
気になることもありながら、でも変な慣れもあって、いつのまにか仕方ないみたいな、
諦めみたいな気持ちで過ごしていたけど、
こうやって、遠くから、福島の子供たちや親たちのことを真剣に考えて
実際に行動を起こして立ち上がってくれている人たちがいるんだ!!ってことを
知ると自分自身、気が引き締まると言うか、今のまま、なあなあでいて
いいんだろうか?ってじっくり考えることができた。
本当に、これだけの大きなキャンプを企画運営して、しかも募金や助成金を使って
うまくやりくりして・・・。スタッフやボランティアの方たちも、総勢100人を超える
人数がいたとか。そんなすごい人数をまとめあげるのもすごく大変だっただろう。
スタッフをはじめ、スタッフ家族みんなでキャンプ前日からずっと泊り込んでいた方たちもいた。
私たち福島から来た人たちの負担はなくて、自分たちの生活時間を削ってでも
優しく寄り添ってくれた母ちゃんたちに本当に感謝しきれないくらいの気持ちで
いっぱいです。
母ちゃんたちに出会えて本当に良かった!
キャンプに参加できて本当に良かった!!
みーちゃんと私にとって忘れられない特別な夏休みになりました。
゚・*:.。..。.:*・゚゚最後まで読んでいただきありがとうございました・*:.。..。.:*・゚