色んな方のブログを読んで、立派な血統を持ちながら、飼い主に捨てられてしまう犬の多さに驚いてます。

悪徳ブリーダーに使い捨てにされてしまった犬

障害があり捨てられてしまう犬

殺処分されてしまう多くの犬たち

同じ犬に生まれてきて、幸せとは程遠い場所にいる犬たちが、沢山いるなか

飼い主に大事にされて、幸せに暮らす犬もいます。

犬の持って生まれた徳とか運命とか、神様と約束して生まれてきたのだろうな。と思いました。

息子達が、言いました。
好太は、最初からこうなる事が決まっていて、おかんを選んだんだと思う。
おかんに、可愛がられ、優しくされ、守ってもらえる。大事にしてくれるおかんを選んで来たんだと思う。 何処に行くにも一緒に連れて行ってもらって、好太は幸せな犬だと思う。
好太の回復は、おかんのお陰よ!と息子は、言った。

好太が持って生まれた得のある犬だったんだと思った。
この子に、守ってもらえるものがあるから私達が巡り会ったんだと思う。

信仰心があるわけじゃないのに、私はそういうことを思う。

犬も人間も、同じ。
何も変わらない。 生まれたときに、得ってものをみんな持っていて、使い果たした人は死んでしまう。

その徳に、感謝して生きてるものは守ってもらえる。

私は、出会いは運命だと思っている。
偶然なんか、この世の中にはなく全て必然なんだと思ってる人。

優しさと頼りなさは、紙一重。

本当に優しい人は、強い人だと思っている。
強くないと、その人の抱える悲しみや苦しみを受け止めてあげることなんて出来ないから。

同情と優しさは、違う。

人の痛みが分かれば、苦しい。
人の辛さが分かれば、悲しい。

自分が経験した心の痛み、悲しみ、苦しみ、辛さを乗り越えて私は今ここに生きている。
生きるって、どういうことかを私は知っている。

自分が経験したから、人に厳しい人もいる。

自分が経験したから、相手に同じ思いをさせる人もいる。

私は自分が経験したから、痛みも苦しみも辛さも分かる。だから、軽減してやりたいと思う。 寄り添いたいと思う。 一緒に苦しみたいと思う。 一緒に泣きたいと思う。

苦しみを代わってやることは、出来ない。
でも、その苦しみを理解することは出来る。 だからこそ、代わってやれない辛さがある。 一緒にいて、その苦しみや辛さに寄り添いたいと思う。

大切なものが苦しいとき、私も苦しかった。
大切なものが、悲痛な泣き声を上げて眠れなかったとき、私も悲しくて辛くて眠れなかった。

大切なものの為に使うお金を、惜しいとは思わない。

大切なものの価値を、よく知っているから


たとえ、治らない病気になったとしても

たとえ、助からない病気になったとしても

元気でも捨てられる犬達がいることを考えれば、幸せな犬だと思う。

私は、病気で動けなくなった犬でも、病気で余命がないとしても、捨てられてしまった犬達を思うから、飼い主に大切にされているその犬は、幸せな犬だと思う。

飼い主に大切にされている犬達、殺処分を逃れた犬達は、みんな徳のある犬達なんだと思う。

ふと、そんなことを考えた朝でした。