J-Waveの企画で「ジェシー・ハリスを日本に呼ぼう」的なのがあって、寄付金を集めて目標額に届いたら実現するとのことで、俺も一口乗っかってみたのだが、どうやら目標額に達した模様で5月に来日予定となっている。

このブログにこれまでに何度も彼の曲を貼ってきたが、俺が現代のアーティストで愛して止まないのがジェシー・ハリスとジェイミー・カラムの2名であり、演奏能力やボーカリストとしての才能はジェイミーの方が上だろうけれど、美しいメロディーを書くという点においてジェシーは天才的なのである。

ノラ・ジョーンズが歌ってグラミー賞の「ソング・オブ・イヤー」に輝いたこの曲だけでなく、彼の作る曲はどれも素晴らしい。インストの曲だって素晴らしい。

俺はこれまで彼の作品をほぼ全て聴いてきているがハズレなんかない。優れた芸術家とはそういうものなのだろう。天賦の才と持ち前のセンスによって駄作など生まれようがないのだ。

何の世界だって同じだろう。天才料理人が不味い料理なんか作るか?

声量に乏しい独特の声色のせいか、踊れるようなヒットチューンなど心掛けないせいか、とにかく日本ではほとんど評価もされていないし、注目もされない。何故だ?天才だぞ、天才!?

ま、そのおかげでライブのチケットを苦労せずに取れるのだけれどね。

5月21日が東京でのライブ。それ以外にも下記のカフェで、ソロでインストアライブをやるみたい。
偶然、店と俺の名前が一緒。これも縁だな。
入場料フリーだし、興味のある人は来ればいいのに。

http://fuku-mori.jp/manseibashi/m-event/6380.html

夜勤生活ということもあり、ライブへ足を運ぶ機会は以前に比べるとめっきり少なくなった。最近は「引退が近そうなので、おそらく今回が最後だろうから観ておくか」的な大物ばかりがメイン。つうか、わざわざライブにまで行きたいと思えるアーティストなんて、この歳になるとそんなに多くないんだよ。

俺もなかなか縁がなくて、ジェシー・ハリスを観るのは今回が初めてで、実に楽しみなんだ。

最近出したアルバム「No Wrong, No Right」はスターローバーってデュオと一緒に作っていて、今回のツアーも同じメンツ。だから上記の動画とほぼ同じ感じの演奏だろう。大体、予想がついちゃうけどね。

原田知世が「恋愛小説」って洋楽のカバーアルバムを出して、そこで「Don't Know Why」をジェシー本人と歌ってる。21日のライブでも原田知世が歌うよ。原田知世も観たい人は是非チケット買って渋谷へどうぞ。

http://musicforlife.co.jp/prdct/event/15/150521.html