夜勤の仕事は睡眠のコントロールが重要で、普通なら夜が来ると眠くなるように出来ている脳みそを深夜から朝まで無理矢理働かせているわけで、もう十年以上もそんな生活をしているからなれているけれど、ちょっとした連休で昼夜逆転が再逆転して一般的な生活パターンに戻ると夜型に戻すのに少々苦労する。
それで心療内科で睡眠導入剤をもらってくるのだが、飲んだはずなのに効かないことも時折あって、倍量飲むとすっと眠りに落ちるのだけれど、当然半月で薬がなくなるわけで、再度医者に出向いていつもの倍を出してくれというと「規定により倍量は出せないから、別なのを」と貰ってきた楕円形の薬がやけに苦い。
飲んだ後、少しすると喉元に苦味を感じて「ちっ、苦いんだよなぁ、コイツ」と思っている内に眠りに落ちるだけなら許せる。問題は目覚めてからも苦味が喉辺りに残っていて、しょうがないから甘いものを口に放り込んでもしぶとい苦味には勝てず、「逆サイドから攻めるか」と今度は苦いコーヒーを飲んでみるが同じ苦さでも別物なようでちっとも解消されず、しばらく喉の奥の嫌な苦味が消えるまで我慢してやり過ごすしかない。
確かに医師から処方される際「今度のお薬はちょっと苦いけれど大丈夫ですか?」と問われたので「あ、いいですよ」と安易に返答したが、睡眠後まで苦味が残るものとは思わなかった。
これは上手く手を切ったはずの女から、しばらくして再び言い寄られるのにも似たしつこい不快感である。
それでも無理して飲むのは2種類処方されたもう一方の本命を減らしたくないからで、こいつは倍量飲むと実に気持ちよく長時間眠り続けることが出来る。「やっぱ、お前しかいないよ」と残り1シートとなった薄紅色のタブレットに愛しさと切なさと心強さを感じる新春の宵である。

こんなどうでもいい内容のブログを連日書き連ねる理由は、極めて狭い個人的興味からなのだが、それをオープンにすると面白くないのでやめておく。

君はこれを読んでいるのかな?ブログを綴る目的はそこではないが、俺の思い入れは変わらずにある。どうするもこうするもない。全ては縁による。

そういえば昨日、何気なくテレビを見ていたら突然そこに友人が登場して驚いた。
すかさずモニターに向かって写真を撮った。現在、FBでスター扱いして楽しんでいる。