上橋菜穂子さんの小説が好きで守り人シリーズ(偕成社)からずっと読んでいる
『鹿の王』も劇場版アニメが発表になってからずうっと楽しみにしていたので、一部の不評を気にしつつも見てみなきゃわからないと思いきって見に行った
う~ん……☆どうつけていいかわからない…
途中から「なんか違う」と思ってしまったのだ
原作を読んだのが文庫本化された平成29年6~7月だったので5年もたつと全体の流れと雰囲気しか覚えてなくて、逆に新鮮に見られるかと思ってたけどぼんやり憶えてたものとは違った…
少なくともファンタジー色がかなり強くなってる気がする(犬たちの襲撃シーン、ケノイの登場シーンetc.)
公平に言うと、沢山の登場人物が上映時間に合わせてよく整理されて統合されているので何も知らずに見る人でも解りやすくなっている(それでも原作を知らずに見ると私のようなぼんやりな人間にはわかりにくいかも)
ストーリーの流れも大体は整理されて破綻はないように思う
一本の映画としては☆×3.5~くらいはつけてもいいんじゃないかな
原作未読で見たらそう思ったかもしれない(ワカランけど)
でも、あくまでも私個人の感想としては「うまくできてるけど別のもの」だった
仕方ないよね、1000ページを超える原作を2~3時間に収めるんだから
あらためて原作を再読したくなった