渋幕、渋々の田村校長先生の話が記事になっていました。
2021年の入試で 東大合格したのに蹴って、
海外の大学へ進学する生徒が 3人いたそうです。
ミネルバ大、ブリティッシュコロンビア大、トロント大。
海外大進学は 結果に過ぎないのでしょう。
受験勉強に取り組む一方、ビジネスコンテストなどに
積極的に参加する生徒が増えているとのこと。
渋谷学園グループ すごいですね!
3月には 「キャリア甲子園」という全国の高校生を対象にした
企業の課題解決型ビジコンに
渋渋のチームが総合優勝を果たしたそうです。
課題は 東京電力からの「安心して快適に暮らせる災害に強い街づくりを目指し、自由な発想で新しいサービスを提案してほしい」
こちらは 1月の記事です。
書かれている例は二つ。
渋々の中3の子が率いるチームが
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が
アメリカ航空宇宙局(NASA)の協力を得て開催する
国際的なロボットプログラミング競技会で、優勝しました。
渋幕の高校1年生の女子が レノボ・グループから
世界を変える若手女性10人のうちの1人に選出されました。
3Dプリンターを使って800人分のフェイスシールドを設計、製作して
医療機関に提供した活動が評価されたそうです。
息子の母校には こういう活動をほとんどなかったので、
息子は 非常にうらやましがっています。
もう一度 中学受験をする機会があったら 渋幕へ行きたい!って。
渋幕は無理だったけど
当時の渋々は息子の学校と同じぐらいの偏差値だったと思うので、
学校見学 行けばよかったかな?
優秀な女子に押されてしまうかと思って 検討もしませんでしたが、
考えてみれば 小学生の頃の息子は
女の子に 面倒見てもらうなんて へっちゃら。
中学でも お世話係を買って出てくれる女の子がいたら、
学年 ビリから4番?!
もしかして 高校行けない?!
なんて よけいな心配をしなくてすんだかもしれない?
お世話係が必要な時点で、
たとえ息子が 渋幕、渋々へ進学しても
ビジコンで 良い成績を出したとは思えず
息子の母校が 精神年齢にあっていたと思いますが…
「そんなことないよ、環境によって変わるんだよ!」
さて それは さておき
↑の記事の中にあった 田村校長の言葉
もちろん両校でプログラミングなどを教えているわけではありません。自主的に学び、身につけた知識を生かし、成果を上げたのです。
これは学業で優秀な成績をとるのとは根本的に違います。
個人として自己成長を遂げ、実際に社会課題の解決につながる成果を上げたのです。
これは彼らが明確なキャリアに対する意識を持ち、自己を磨き上げているからだと思います。
(中略)
一般の中高生は、大学受験を目標に国英数など既存の教科を学ぶ生徒が大半でしょう。
いい大学に進み、いい企業に入社し、努力して出世の階段を歩む。
しかし、それで本当のトップリーダーになれるでしょうか。
「これ!オレがいつも言ってることだよ!」
息子に記事を読んで聞かせたら 飛びついてきました。
「田村校長 いいなあ~。麻布出身なんだよね 」
「徳島の子 みたいに 自分で調べて 行動すればよいと言ったって、
そもそも オレ こんな世界があることすら 知らなかったから。
知らなければ 思いつきもしない。
オレには 無理だった ↓」
「オレより 若いのに、
オレ 徳島の子に かなわないって思うんだよね。
あの年で ちゃんと成果を形にしていてさ…。」
これのことだと思います。↓
「まだ 遅くないでしょ?」
「うん。まだ遅くない。
東大入って
↑のような 教育を受けてきた友達と知り合って、
そういう世界があるとわかって 本当によかった。
やっぱり 環境って 重要なんだよ。」
「アメリカと日本では 学力の捉え方が違うよね。
日本では 知識や技能の積み重ねが学力だけど、
アメリカは 行動して 結果を出すことを言う。」
「だから 弁護士事務所に入って
どういう案件にかかわって どういう成果を出すかが重要なんだよ。
ああ、ハーバードか スタンフォード 行きたい。」
「そのためには まず 目の前の試験に合格しないと。
ここは 日本です。
知識を 頭に叩きこんでください。」
「わかってるよ!」