(年度末&年度初め、諸々忙しく更新が途絶えてしまった。。。)
「私達の場合はこうでした&こうです」を書きます。一つの参考となれば幸いです。
3月のある平日。朝ご飯を食べながらEテレを観ていると、「アイラブみー」と言う番組が始まりました。
当日のお題は「うまれたことがなんですごいの?」
主人公が「なんで誕生日はおめでとうなのか」の疑問について、
パパとママが出会ってから主人公が生まれるまでのエピソードを、かなり詳細に伝える内容。
思わず、家族で会話をやめて見入ってしまいました。
お陰で、私より先に家を出る妻は大慌てで出勤。
私が担当の保育園の登園も、いつもより10分ほど遅れる事に。
番組の内容は、ご両親がちゃんと愛し合って、支え合って子供が生まれるという設定。
一方で、娘の生まれるまでのエピソードは、以前から真実告知で伝えている通り、
「〇〇ちゃん(娘)にはパパとママがもう一人ずついる。
ママはお腹が痛い痛いってなったから、〇〇ちゃんはママのお腹の中にはいなかった。
〇〇ちゃんは、もう一人のママ(産みの母。以降「産みママ」と呼称)のお腹の中にいた。
〇〇ちゃんが産まれた時、産みママは元気が無くて、赤ちゃんのお家に〇〇ちゃんを預けた。
そのころ、パパとママは、一生懸命お勉強していた。
で、〇〇ちゃんのパパとママになりたい人!って言われ「はーい」と手を挙げた。
そうしたら「いいよ~!」ってなって、パパとママや、ジジ、ババみんなが喜んだ。」
以上の基本シナリオ。
折に触れてこの話をし続けたおかげか、娘からこのエピソードを得意げに話してくれるように。
だいぶ理解は進んでいる様子。そんな、もうすぐ五歳になる娘。
件の番組にはかなり見入っていました。
慌ただしい朝は、この番組の感想を聞く機会もなく。
そのため、自身と番組の主人公との生まれる経緯の違いに違和感を覚えていないか。
不安になった妻が、夕方保育園に迎えに行き、それとなく会話をします。
(以下は妻から聞いた話し。)
妻「あのね、〇〇ちゃんは、■■ママ(産みの母)のお腹かから生まれてきたんだよ。
頑張って生まれてきたんだよ。
ママとパパは〇〇ちゃんと会えて、と~っても幸せなんだよ。」
娘「ママとパパ(笑顔)。〇〇のママとパパになりたいって言ってくれて、ありがとうね♪」
妻は思わず涙。
後に帰宅後、その話を聞いた私も感極まり涙。
それから新学期を迎え、保育園も進級。
習い事も始まり、いっちょ前に言葉をしゃべり、一段と成長している娘の姿。
2020年の乳児院交流が始まったころのよちよち歩きの娘ではありません。
・・・
乳児院の交流で、初めて外出となり、乳児院の近くにある公園に三人で出かけました。
乳児院を出る際、抱っこひもで半ば無理やり、私の胸に抱える形で娘を抱っこ。
大泣きの娘は、私が胸に抱えて歩き出すと、急に泣き止み、不機嫌そうな顔つきでふて寝を始めますw。
大人になるまで、正直な所、赤ん坊を抱っこする事などなく。
胸の中に感じる娘の体温と重みと娘が醸し出す幸せな匂い。
まつ毛長いんだなあ、ずいぶん色白だなあ、髪の毛サラサラだなあ、、、
と娘の存在を感じつつ、なんだか目をウルウルさせながら公園を歩きました。
・・・
そう、つい数年前のできごとをしみじみ想いながら、娘は娘なりに、自分自身の境遇を確りと受け止めているのだと実感。
勿論、この先多感な時期を迎えた時、どのように自分の境遇を捉え、私達に発信するのかは分かりませんが。
娘のまっすぐな気持ちを、これからも受け留め続けたいと思います。
今日はここまで。次回は保育園のIT化について思う事「珍事その②」。
を、書きたいと思います。