娘の通う保育園。
以前も少し書きましたが、ちょっとだけ古めかしい雰囲気を漂わせる感じがあります。
保育園の入園が決まってやれやれと思っている時。
どんな運営母体なんだろうと思い、訪れた運営母体の公式サイトはインパクトがありました。
フレームを使用した間仕切り仕様。
ディレクトリ構造もめちゃくちゃで、pdfファイル直遷移。(戻ることもできない・・・)
懐かしいGif画像やら、古めかしい壁紙。。。。
それはそれはIT化創成期を思わせるUI。
おそらく、2000年代前半に自前作成したサイトが更新され続けているのではないかと。
まあ、そのぐらいなら、令和の今でもあるあるのケース。
と多めに見て、いざ娘を預け始めてからの日々・・・
子供の健康状態を毎日専用用紙に記入して提出。
連絡、お知らせ、全てが紙対応。
写真販売も、Web申し込みではなく、昔懐かしい集金袋。
・・・・
まあ、これも令和の今でもあるケースでしょ。
子供を保育園に預ける。
と言う初めての経験をしている私達としては、そういうもんだと思っていました。
ただある時、どうやらそうではない事に気付きます。
保育園では、運営会なるものがあります。
各クラスの保護者から代表が選ばれ、保護者の意見を集めて保育園に改善してほしい事を打診する。
検討した結果を運営会で、園側から保護者代表に説明する。
同じ説明内容のお知らせが、全保護者に紙で配られる。
と言う運び。
私達にとって初めての運営会で、保護者から多く上がった声は、、
「連絡やり取りを行うアプリ導入を検討してほしい。」
「他園では当たり前にアプリが導入されているので検討してほしい。※」
(※他園から転園してきた保護者の方、もしくは兄妹が別園に通っている方)
とIT化を求める内容。
挙句は、、
「保育園のサイト。無償で良いので、私が作りましょうか。」
(おそらく、その手のお仕事をされている保護者の方)
と言った声まであがり。。
「ああ、他の園では進んでいるのね。
確かに、スマホでやり取りした方が早いし、連絡帳カバンに入れなくて良いから荷物も減るし。
そうだよねえ、令和の時代。
園側だって、先生も楽になるんじゃないかな。
若い先生も多そうだから、もさすがにそういう事は考えているよねえ。」
と、緩い感じで園側の返答を待っていました。
これに対して保育園からの回答が斜め上を行きます。。。
・アプリは入力ミスが起こる。ミスによる事故を防ぐ観点から導入は控える。
・あの、マイナンバー制度でさえミスが起こった。国の制度ですら起こるので一介の保育園ではなおさら。
・手書きこそ、ミスが一番少ない。
・AIが発達して、そういった入力ミスが起こらない様になったら導入を考えてやっても良い。
少々乱暴な部分もありますが、冗長な回答文章を要約するとこんな感じ。
「えっ!?」
と、開いた口がふさがらない。
「アプリを導入している保育園は多々あり、日常運用ができている」
と言う事実に対して、何の論拠にもならない回答。
他にも突っ込みどころ満載の回答。
令和の時代に、昭和の世界を見た感じ・・・。
運営母体のサイトが物語る様に、その手の事柄に超疎い人達が中核にいるんだろうなあと推察。
それ以降、何度か運営会がありましたが、娘のクラスからは一切声が挙がらなくなり。
毎度新規入園してくる保護者の方から、同じような意見が挙がり、
同じような回答を園が繰り返すという始末。
で、私達がそろそろ行き着きそうな境地。
これ以上何を言っても、埒が明かない。
娘の養育のために必要な機能が保育園。
娘のすこやかな成長を育むこと。それ以上の事を期待しても意味がない。
と、、割り切る域にたどり着きそうですw。
今日はここまで。次回はよもやまを書きたいと思います。