ついに？GWに突入しました。
私の職場はGW中の平日は、
5月1日が休みで4月30日と
5月2日は仕事らしい。
昨日の週末のアフター５。
私は、飯田橋駅で下車し、
東京日仏学院へ行きました。
ちょうど今年フランスのパリで
オリンピックが開催されるのにあたり、
オリンピックやスポーツに関する映画が
上映されているのを知り、観に行くことに
しました。
私が観たのは
「自由に走る」Run to free
というタイトルの映画で、
スイス人監督ピエール・モラさん
の作品だそうです。
会場に在日スイス大使館の方が
来られていて、流暢な日本語で
挨拶されていたのが印象的でした。
日本初公開とおっしゃっていました。
正直、内容をよく理解せずマラソンの話
なんだなぁ〜ぐらいで観に行きました。
でも、観ていくうちに私の知らない事
ばかりで目から鱗でした。
おそらく、趣味でマラソンやランニングを
されている方この世の中にたくさん
いらっしゃると思います。
今、走ることって、ある意味普通の事だし、
珍しい事でもないし、走ることに悪い印象を
持っている人っていないのかなと思います。
（ランナーのマナーが悪いとかは別として）
太古の昔から人間って走ってたん
だろうなぁ〜って頭の中お花畑な
私は思っておりました。
でも、違ったんですね。
1960年代のニューヨークの
セントラルパークで、
ランニングを始めた人たちって、
周りの人をめちゃくちゃ気にして
走ってたらしいのです。
その当時、ランニングしている人は
頭がおかしい、変な人とかそういう
ネガティブなイメージだったようです。
でも、走りたい人は当時少数ですが
一定数いて。
だから、夜暗くなった人が少なくなった
時間帯にランニングしたり、
時々人とすれ違う時は、茂みに隠れたり
して、いなくなってまた走っていたようです。
それって、本当なの？？って感じですが
昔はそうだったようです。
でも、段々と走る人口が増えて男性の
マラソン大会は行われるようになったようです。
でも、女性が長距離を走ることは
許されなかった。
女性が走ると足が太くなる、体に悪い、
ひげや胸毛が生えるなどと
考えられていたようです。
確か女性が８００M 以上走る競技は
なく、許されていなかったと思います。
でも、今女性も男性と同じように
フルマラソンを走っていますよね。
女性が走ると子宮が外に出てくると
考えられていたのに（笑）
そんな人見たことないですよね。
女性が長距離を男性と同じように
走れる事を証明し、女性にも走れる場を
作ってくれた、先駆者の方がいます。
それは、キャサリン・スウィッツァー
というドイツ出身の女性です。
1967年、女性の参加が認められていな
かったボストンマラソンに性別を
悟られないよう「K. V. スウィッツァー」
の登録名で参加する。
レース中、女性だと気付いた主催者の
ゼッケンを外すよう妨害されるが、
協力者に護られ完走を果たす。
センプルとは1970年代に和解し、
女性のマラソン参加への協力関係を築いた。
（ちなみに、同レースには前年に非公式
ながら女性初のボストンマラソン完走を
参加しているが、未登録のため
気づかれず妨害は受けていない。）
↑wikipediaよりお借りしました。
こういう方々、先駆者がいたから
今のマラソンというスポーツが世界中で
市民権を得て、今では走ることは普通の
事、当たり前のことになったんだと思うと
何事も奥深いんだなぁなんて思わされました。
週末、GW前に面白い映画と出会えて、
その帰りは４km程走って、、、、と
言いたいところですが、４kmだけ歩いて
電車に乗って帰宅しました。
昨日夫は保育園勤務の友人と
久しぶりの再会をし、
池袋で飲んでいたので、夫の方が
帰宅は遅かったのですが。。。。
それでは今日はこの辺で。