脳脊髄液減少症を患い、
ブラッドパッチ治療をした後も
ひどい倦怠感に悩まされている息子は、
いろいろな治療方法を模索する中、
心療内科医にも通院しています。
ある心療内科では、
バウムテスト という検査をしました。
バウムテストとは、投影法という検査です。
一本の木を描くことによって、
その人の心の内面を判断することを目標に作られた心理検査です。
検査を受ける人が意図が分からない方が、
本人の無意識の部分が検査に表れやすくなります。
ですから、
検査を受ける前の方はお読みにならない方がよいです!
この検査は、
その人のものの考え方、思考のくせ、言葉で表現しにくい内面の気持ち、
深層心理などを知るために役立てます。
うつ病やストレスチェックにも使われます。
絵が描けるようになっていれば、3歳くらいから成人まで幅広く検査することができます。
検査方法
A4の用紙1枚と鉛筆1本、消しゴムを用意します。
「実のなる木を一本描いてください。」 とだけ伝えられます。
自由に木を描きます。
紙の方向、消しゴムの使用は制限がありません。
時間の制限もありません。
診断
・木を見る視点、大きさ、位置
・幹、枝、葉、根、地面、実の描き方
・用紙の向き
・筆圧
・絵を描くスピード、順番
などから、深層心理を図ることができます。
紙の上に描く、木の位置や空間スペース、地面との関係などから、
家族関係や環境や社会とのつながりなどを判断することもできます。
息子の場合は、多分こんな感じで書いたようです
この絵は多分、一般的な感じなのかな?
これに関して、何か説明があったわけではないようで、
特に問題のある絵ではないようでした
うつ病や、精神的な病ではないという診断。
この検査だけでは、はっきり断定できませんが、
やはり、息子の体調不良(慢性疲労感)の原因は、
精神的なものではないようです。
最近はコロナ禍で、学校が休校になったり、仕事がテレワークになったり、
生活環境が変化している方も多いでしょう。
自分でも気が付かないうちに、気持ちが不安定になったり、
ストレスが溜まっている方も多いと思います。
この検査で、
「見えない内面的な心の傷」に、気づくことができるかもしれません。
興味のある方は、一度やってみてはいかがですか?