頚椎損傷の場合、頚部カラーをすることが一般的です。
息子も頚椎亜脱臼と診断された後、4か月近くコルセットをつけていました。
環軸椎亜脱臼の場合、治療方法は、保存療法として
頸部の運動制限を目的とした、ソフトカラー、オルソカラー、フィラデルフィアカラーなどによる固定が選択されます。
【ソフトカラー】
頸部に巻くタイプの装具。
前後屈は制限されるが回旋は制限されない。
【オルソカラー】
高さ調整のついた頚椎固定装具
前後のターンバックルを調整して、頭部を固定し、頚椎の前後屈、回旋を制限します。
前後2分割構造で、周径、高さの調節が可能です。
息子の場合、初めの1カ月ほどはソフトカラーでしたが、
子どものため、どうしても首が動いてしまうためか、
首の痛みや違和感がなかなか改善されませんでした。
そのため、さらにハードタイプな装具に変更になりました。
あご下から胸にかけてタテに金属の支えがあり、
首を前後左右に動かすことができないようなものでした。
動きたい盛りの子供にとっては、すごく不快で苦しい毎日だったと思います。
幸い、ちょうど季節は冬
夏だったらムレムレで暑くて、最悪だっただろうなぁ
これは、10年以上前の話。
コルセットも、今ではもっと軽く蒸れない仕様になっているんでしょうね