跳び箱の授業で転倒し、「頸椎亜脱臼」と診断された次の日、

息子の学校は、マラソン大会でした。

もちろん息子は参加できませんでした。

 

 ランニング ランニング ランニング =З  ランニング ランニング ランニング =З

息子のマラソン大会の成績は、毎年それほど悪いわけではありませんでした。
でもマラソンはあまり好きではなかったようで、参加できなくても、

「走らなくていい、ラッキー!」
みたいな気持ちだったようでした。

 

でも、マラソン大会に参加できなかったはずの息子が、

小さな賞状を持って帰ってきました。
当日走れなかった息子のために、

試走の時の順位を入れた賞状を担任の先生が渡してくれたのです。
本人は、それほど喜んでいる感じではなかったけど、

私は、このちょっとした先生の気づかいがとても嬉しかった。

 

幼稚園のころから、毎年子供のマラソン大会は現地まで行って応援していていました。
ビデオでしっかり撮影もしていました。
しかしこの年、息子の走る姿は見ていません。

でもこの小さな賞状のおかげで、

私の中ではなぜか思い出深いマラソン大会となりました。